「ながら」体幹トレーニングと、入浴後のストレッチを習慣に。
ふだん動かさないおなかの内臓を意識して体幹を鍛える習慣で腸も活性化します。
お風呂上がりの体の温まっているときには、ストレッチで関節や筋肉の可動域を広げましょう。
お風呂上がりの体の温まっているときには、ストレッチで関節や筋肉の可動域を広げましょう。
文:韮澤恵理 イラストレーション:ヤマグチ・カヨ
インナーマッスルを鍛え、 内臓周りの毛細血管も増やす
部屋の中でゴロゴロしながらちょっとできるのがプランク体幹トレ。うつ伏せに寝ておなかを上げるだけですが、意外に負荷がかかり、腹筋やインナーマッスル、内臓全体のトレーニングにもなるので、テレビを見たりしながら気づいたときにちょっとやるといい。
お風呂上がりで体が温まっているうちにストレッチをするのも習慣にしましょう。太ももやひざの裏側が伸びたり、股関節や腰の可動域が広がると、普段の生活のケガ防止にもなります。
入浴でゆるんだ体をさらにほぐすことで副交感神経も優位になり、良い睡眠へとつながる効果も期待できます。
痛いほど伸ばしたりひねったりすると交感神経が優位になってくるので、あくまで、ゆったりと、リラックスする程度に行うのがポイントです。
[ 体幹を鍛える「ながら」運動 ]
テレビを見ながらでも寝る前でもできるから1日に何度も!
体幹トレーニングを習慣にするのが毛細血管増加のポイント。
プランク体幹トレ
(1)うつ伏せに寝て両ひじを曲げ、自然に床につき、足はつま先で支えてかかとを上げる。
(2)左右のつま先と両腕で体を支え、体をまっすぐにするようにおなかを持ち上げる。深い呼吸を意識してちょっときついと感じたら、おなかを下げる。
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