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ひじきと豚肉の春巻き【上田淳子さんの乾物レシピ】。

乾物は、旬の旨味と栄養がぎゅっと詰まった優秀食材。素材の持ち味を発揮する基本の煮物と、食べ方が広がる新発想のレシピを料理家の上田淳子さんに教わってご紹介します。

撮影・青木和義 イラストレーション・小野寺光子

ひじきと豚肉の春巻き

ひじきと豚肉の春巻き【上田淳子さんの乾物レシピ】。

豚肉にたけのこ、チーズと、さまざまな食感が楽しめるうえ、栄養バランスもばっちり。揚げたてを頬張れば、ビールが止まらない!

【材料(6本分)】
芽ひじき6g
豚細切れ肉100g
たけのこ60g
ねぎ1/4本
生姜(小)1かけ
プロセスチーズ60g
春巻きの皮6枚
オイスターソース大さじ1/2
糊(小麦粉小さじ1・水小さじ1弱)
揚げ油適量

【作り方】
1.豚肉は細切りにし、オイスターソースを絡めておく。ひじきはたっぷりの水で戻し、ざるで水けを切る。水をはったボウルにざるごと浸け、ゆすぎ洗いをして水けを切り、さらにペーパータオルでおさえて水けをしっかりとる。たけのこ、ねぎ、生姜は細切り、チーズは棒状に切る。
2.春巻きの皮は、表面を下にして1の具を等分に置いて巻き、小麦粉と水をあわせた糊でしっかり留める。
3.中温に温めた揚げ油で3分ほどかけてこんがり揚げ、油を切る。

ひじき(芽ひじき)

ひじきと豚肉の春巻き【上田淳子さんの乾物レシピ】。

茎の部分が「長ひじき」。太く長く、歯ごたえがあるのが特徴。一方「芽ひじき」は、先端の柔らかい芽や枝葉の部分で調理しやすい。カルシウム、マグネシウム、食物繊維がことに多く、新陳代謝を促すヨウ素もたっぷり。低カロリーなのもうれしい。

もどし方&保存のコツ

【レンジのひと手間で、煮る必要はなし!】水で戻した後、ラップをして電子レンジ(600W)に3分かける。ふっくらと柔らかな食感になりそのままでも食べられる。
【レンジのひと手間で、煮る必要はなし!】水で戻した後、ラップをして電子レンジ(600W)に3分かける。ふっくらと柔らかな食感になりそのままでも食べられる。
【フレンチドレッシングにあつあつを入れて保存。】上の方法で戻したひじきを熱いうちにドレッシング(米酢、植物油、塩、こしょう各適量)に入れて保存。1週間保存可。
【フレンチドレッシングにあつあつを入れて保存。】上の方法で戻したひじきを熱いうちにドレッシング(米酢、植物油、塩、こしょう各適量)に入れて保存。1週間保存可。
【レンジのひと手間で、煮る必要はなし!】水で戻した後、ラップをして電子レンジ(600W)に3分かける。ふっくらと柔らかな食感になりそのままでも食べられる。
【フレンチドレッシングにあつあつを入れて保存。】上の方法で戻したひじきを熱いうちにドレッシング(米酢、植物油、塩、こしょう各適量)に入れて保存。1週間保存可。
ひじきと豚肉の春巻き【上田淳子さんの乾物レシピ】。

上田淳子(うえだ・じゅんこ)さん●料理家。フレンチの手法を取り入れた実用的な家庭料理のおいしさに定評あり。雑誌やテレビなど多くの媒体で活躍中。食育にも力を注ぐ。

『クロワッサン』1029号より

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