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夏の冷えとほてりの原因。「腸熱こもり症」を知っていますか?

女性に多く見られるという、腸に熱がこもる症状。身体の中に熱が溜まると水分が上に向かって蒸発し、夏にさまざまな不調が起きてくる。

撮影・山本ヤスノリ イラストレーション・黒猫まな子

現代女性に多い「腸熱こもり症」の特徴とは?

顔はほてるのに、下半身は冷えるのが特徴。
顔はほてるのに、下半身は冷えるのが特徴。

こんな人は「腸熱こもり症」かも?

□ 背中、お尻、太ももの裏、末端が冷える
□ いつも眠い
□ 間食が多い、喉が乾く
□ 便秘、下痢を繰り返す
□ 肌荒れ、肩こり、腰痛、むくみがある
□ お酒、コーヒーが好き
□ 甘いもの、果物、辛いものが好き

上記の項目で思い当たる節がある人は、次ページからの養生法で改善を。

腸に熱がこもるメカニズムを解説。

腸熱こもり症の引き金となるのが、飲み過ぎや食べ過ぎ、頻繁な間食による小腸の酷使。オーバーワークになった小腸に熱がこもり、熱によって身体の中の水分が蒸発。肌がカサカサになったりドライアイといった乾燥症状が起こり、熱によって吹き出物や口内炎などの炎症が生じる。頻繁に便秘と下痢を繰り返すことも特徴。

飽食を繰り返すことで小腸が休む暇なく働き、熱がこもる。
飽食を繰り返すことで小腸が休む暇なく働き、熱がこもる。

熱がこもった結果、体内の水分が蒸発して、様々な症状が起こる。
熱がこもった結果、体内の水分が蒸発して、様々な症状が起こる。
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