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【いい水と暮らそう。】水は、日々の健康を測るバロメーター。

素敵に暮らしているあの人の水へのこだわりを紐解く連載『いい水と暮らそう。』。今回は、自然治癒力を高め、おいしくて体にいい料理を提案している井澤由美子さんに、水へのこだわりと飲み方を聞きました。さらにミネラル豊富な純天然水「リセットタイム」を使ったレシピも教わります。
  • 文・澁川祐子 撮影・青木和義

食卓に「自然×時間」が生み出すおいしさを。

保存瓶が並ぶキッチン。「季節にあわせ、旬のものを仕込むようにしているので、毎月メドレーで何かしら漬けて遊んでいます」と井澤さん。
「塩遊びが好き」という井澤さんの定番のレモン塩(左)と、南高梅のブランデー漬け(右)は、どちらも庭で収穫したものを使用。
左は、宮崎県都農町でとれる希少梅「露茜」の梅酒。皮も果肉も赤く、赤しそを入れなくてもきれいな赤色になる。右は、定番のらっきょうの甘酢漬け。
自分の畑でとれた野菜。食材はできるだけ新鮮なものを使う。全国を食材を探して歩く中で仲良くなった農家さんに送ってもらうことも。

井澤由美子さんのキッチンには、大小さまざまな保存瓶がずらり。火付け役となったレモン塩はもちろん、梅酒やらっきょう漬け、ドライフルーツなど、自ら仕込んだ保存食が並んでいます。

漬け込むのは、千葉と島根にある畑やベランダ菜園で収穫した新鮮な野菜や果物、それに全国から見つけてきた厳選食材。調味料も納得のいくものを選び、素材によって使い分けたり、ブレンドしたりしています。

「たとえば、らっきょう漬けに使うらっきょうは、私が全国で一番おいしいと思っている鳥取産のもの。鳥取は寒暖差が激しいので、食感がよくおいしいらっきょうができるんです。それを、奄美群島の加計呂麻島にしかない、元気な酵母菌と酢酸菌を天然発酵させたきび酢を使って漬けています」

定番以外に、珍しい食材を試すこともしばしば。今年は、日本スモモと掛け合わせた梅の希少品種「露茜(つゆあかね)」を新たに梅酒と梅干しに。できあがりを待つワクワクも、保存食を作る楽しみのひとつです。

「漬けたり、干したりと手をかけてあげると、長持ちするだけでなく、栄養価が高くなったり、食感がよくなったりします。そんなふうに自然の力を上手に取り入れて、調理に生かすようにしています」

朝1杯の水の飲み心地で、体調をチェック。

井澤由美子(いざわゆみこ)さん。素材の味を生かした日常のレシピに、薬膳の知識を取り入れた「食薬ご はん」を2015年から提案。発酵食や薬膳に造詣が深く、レモン塩や乳酸キャベツの火付け役としても 有名。体がよろこぶお漬け物」など著書多数。
「水は喉が乾く前に飲む、食事はお腹が空いてから食べる」のが、体に負担をかけないコツと井澤さん。

自然の力と時間がおいしさを生み出すのは、水も同じ。雨水が大地によって、時間をかけてろ過されたリセットタイムのような天然水は、井澤さんいわく「最良の飲みもの」。さらに、リセットタイムは豊富なミネラルを含みつつも、体に悪影響があるといわれている硝酸態窒素を含まない天然水。「すっと体に染み込み、体の隅々まで潤いが伝達するような感覚が好き」と井澤さんは語ります。

井澤さんは、ウォーターサーバーの機能にも注目。リセットタイムのウォーターサーバーは、温水は80℃、85℃、90℃(エコモードは75℃)、冷水は10℃、8℃、5℃(エコモードは10℃)と細かく温度を設定できます。

「温水はかなり熱いので、料理にもすぐ使えて便利ですね。冷水の場合、あまり冷たすぎると胃腸を冷やしてしまいますが、これなら胃腸の動きをじゃまする温度ではないし、好みに調節できるところもうれしいですね」

そんな井澤さんは毎朝、白湯を必ず飲むといいます。

「朝は排出の時間なので、デトックスのためと、一晩でかいた汗を補うため。それに『今日はどんな感じかな』と自分の体調をチェックするために飲みます」

するすると飲めるときは、体調がよい日。逆に飲みにくかったり、ひっかかりを感じたりしたら、ちょっと体調がすぐれない合図。何が原因かを考え、水にひと工夫をします。

たとえば、胃腸の調子がいまいちというときは、消化を促進してくれるクローブをひと粒。お腹が張って「便秘気味かな」というときは、塩をひとつまみ。ストレスを感じているなら、柑橘果の果汁やドライフルーツで酸味や香りをプラス。

「水は命の源。感覚を研ぎ澄まして飲むように心がけると、体調によって味わいがさまざまに変化することに気づくと思います」

リセットタイムのミネラル豊富な天然の潤いを、一皿の涼菓に閉じ込めて。

できたて熱々でも、冷やしてもおいしいので、お好みで。
材料は、本葛粉、水、メイプルシロップ。葛粉だけを原料にしている「本葛粉」を選ぶこと。
トッピングは生姜のしぼり汁、きな粉のほか、旬のくだものを加えてみずみずしい甘さや香りをプラスしても。「これからの季節は、冷房で体を冷やしてしまいがち。夏の果物の中で体を冷やさず、腸を潤す桃はおすすめです」。
まずは火をつけずに、鍋に葛と水(80mL)を入れ、ヘラでよくかき混ぜて溶かすのがポイント。
全体に透明感とツヤが出てきたら、できあがり。鍋肌に残った葛は、捨てずに水に放って葛切りに。

「おいしい水を味わう料理ならこれ」と、井澤さんがリセットタイムを使って教えてくれたのが、夏のおやつにぴったりの「葛ねり」。

「生薬でもある葛は、体調が優れないときや、風邪のひきはじめにも効果があります」と井澤さん。簡単に作ることができて、練り立てのふるふる食感を楽しめるのは、手作りならでの味わい。好みで熱々のまま召し上がっても。

【材料(2〜3人分)】
本葛粉90g
水500mL
メイプルシロップ適量
おろし生姜のしぼり汁、きな粉適宜

【作り方】 
1. 厚手の小鍋に葛粉と水80mLを入れ、よく混ぜる。溶けたら、残りの水を加える。
2. 混ぜながら強火にかけ、ところどころ透明感が出てきたら中火にし、さらに粘りと透明感が出るまで3〜4分、しっかりと鍋底から混ぜる。
3. 1. を冷水に落とし、水気を切ってちぎって器に盛る。シロップをかけ、好みで生姜のしぼり汁、きな粉をかける。
※冷やしすぎると透明感がなくなり、白くやや固くなるので粗熱が取れればよい。

大地がろ過したままの、ミネラル豊富な純天然水「リセットタイム」。

リセットタイムの採水地は、中国山地の麓、良質な温泉地帯として知られる島根県浜田市金城町。ここに降り注いだ雨水が、長い時間をかけてゆっくりとろ過され、ミネラル豊富な地下水に生まれ変わります。 近年では、肥料の蓄積などによって土壌に含まれる硝酸態窒素が地下水や河川を汚染するケースが問題に。しかしリセットタイムは、調査の結果、硝酸態窒素ゼロと確認。それが「安心・安全」の最大の理由です。

またミネラルウォーターは一般に、採水した地下水を加熱殺菌して作られます。しかし熱を加えると、せっかくの天然ミネラル成分や、天然水本来のおいしさは損なわれてしまいます。そこでリセットタイムは、採掘した天然水を非加熱処理でボトリングする方法を採用。

上質な土壌がつくり出す「安心・安全」と、天然水本来の「おいしさ」。その2つを兼ね備えたミネラルウォーターが、リセットタイムです。

ウォーターサーバーは12.5Lボトル1セット(2本)/4,277円(税込)を週単位、月単位でのお届け。
送料、サーバーレンタル料、メンテナンス代は無料。
※条件により変わりますので詳しくはホームページをご確認ください。
※北海道や一部配送可能な離島のエリアにおいては別途送料を頂くことがございます。

ペットボトルは定期購入、単品での購入も可能です。2L入りのほか、携帯に便利な500mLも。500mL×24本/3,532円(税込)~。
定期購入は1セット(2ケース)から配送いたします。価格は1セット2,826円(税込)。定価の20%OFF
賞味期限が7年なので、災害備蓄用としても最適です。

※一部離島、沖縄県についてはサービスの対象外となります。

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