からだ

エッセイスト・紫原明子さんの天気トラブル対策法は「アイマスク」。

そのイライラや頭痛にも、ひょっとして効くかも? 気象病と上手に付き合う女性たちの、独自の攻略法をご紹介。
  • 文・新田草子

“アイマスクで耳を温める技で頭痛を軽減。”

紫原明子さん

雷雨や台風の直前になると、むくみやだるさ、目や後頭部の痛みに視界がちかちかする「閃輝暗点(せんきあんてん)」、と立て続けに不調が起き、ダメ押しで頭痛も……という状態に悩まされてきました。長らく疲れのせいだと思っていたら、数年前、当時小学生だった娘も同じタイミングで頭痛を訴えるようになり、それでいわゆる「気象痛」かも、と気づいたんです。

内耳の循環をよくすると緩和にいいと聞き、以来首や頭周りの血行改善を中心にセルフケアを開始。首をゆっくり回すストレッチをまめにして、お風呂から上がるときは首の後ろに熱めのシャワーを30秒。それから、使い捨てのホットアイマスクを耳に当てる「耳マスク」を実践してます。最初は蒸しタオルでやっていたのですが、アイマスクで代用できるかも、とひらめいてやってみたら正解。簡単だし、頭痛が少し楽になります。今は高校生になった娘にも勧めているんですが、「格好悪いからイヤ」だそうです(笑)。

ホットアイマスクを半分に切って耳に当て、ターバンで固定。この技とストレッチの習慣で、「閃輝暗点と、頭痛自体も減ってきたかも」。

紫原明子(しはら・あきこ)さん●エッセイスト、作家。クロワッサンオンラインでお悩み相談(連載はこちら)を担当。著書に『りこんのこども』(小社刊)、『家族無計画』(朝日出版社)ほか。

『クロワッサン』1022号より

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