今ある髪からツヤを引き出す4つの新習慣。
何だか私、老けた――そんなふうに感じたら、「髪」が原因かも。ちょっとした習慣で、若々しさは取り戻せることがわかりました。カネボウ化粧品の鈴木佐恵子さん、美髪アドバイザー、毛髪診断士の田村マナさんにお話を伺います。
撮影・青木和義 ヘア&メイク・広瀬あつこ モデル・橋本まゆ 文・越川典子
【ルール4】ドライヤーは「洗髪後すぐ」が原則。
ドライヤーは髪をふんわり仕上げるためだけじゃない、髪と地肌を守る役目も果たしているという。
「濡れた状態は無防備。そのまま寝てしまうと、摩擦でキューティクルがはがれ、パサつきの原因に。地肌も蒸れて、雑菌が繁殖、ニオイの元にも」(田村さん)
やさしくタオルドライしたら、
「髪の根元から乾かします。同じ場所に熱を当てず、適度な距離でゆっくり動かし、最後は冷風で仕上げる。上手に仕上げ剤を使うのも賢いですね」(鈴木さん)
ドライヤーと髪の距離は20cm。
ドライヤーの熱を利用してスタイリング。
進化が目覚ましいドライヤー。
鈴木佐恵子(すずき・さえこ)さん●カネボウ化粧品 美容情報開発担当。「リクイール」や「SENSAI」などのブランドを担当。毛髪診断士、フードスペシャリスト、アロマセラピストなど30もの資格を取得している。
田村マナ(たむら・まな)さん●美髪アドバイザー、毛髪診断士。自らの髪ダメージ経験からヘアケアブランド「CA101」を立ち上げる。独自に開発したセルフケア「美髪メソッド」は1万5000人が体験。著書多数。
『クロワッサン』1015号より
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