盛りすぎマツエクでまつ毛だけギャル…メイクの失敗談にプロがアドバイス。
撮影・黒川ひろみ マンガ・小迎裕美子 イラストレーション・山中玲奈 文・古屋美枝
私は見た! 『若い子よりもボリュームと長さのある、盛りすぎマツエク』
「40代後半と思われる女性クライアントと初めて打ち合わせをしたとき、彼女のまつ毛エクステのインパクトがすごくて、話がなかなか頭に入ってこなかったのを覚えています。普通のまつ毛の倍はありそうな長さで、針金のような太さ、しかもカールの角度もすごくて眉毛につくのではないかというほどでした。顔は40代後半なのに、まつ毛だけギャルのようで、そのギャップのため、顔がより老けて見えました」(M・Hさん/40歳・編集者)
[レイナさんのアドバイス]
まつ毛は長さより密度が大切。眉も立体的に描きましょう。
「大人が気をつけるべきは、まつ毛の長さでなく、密度。密度が少ないと、目のフレームが緩み、老けて見えてしまいます」
まつ毛美容液を活用したり、マスカラを根元にしっかりつけて濃く見せることで若々しいまつ毛を演出できる。
また、重要なのが眉メイク。
「眉が細いと老けて見えます。ペンシルとパウダーで豊かな眉に仕上げましょう」
〈まつ毛美容液〉
自まつ毛の密度を濃くするには、まつ毛美容液が近道。朝晩塗布することで太く長い豊かなまつ毛を育て、くっきりした目元に。
〈パウダーアイブロウ〉
ペンシルで描いた上からパウダーをのせれば、立体感のあるふさふさの眉に。複数色が入ったパレットなら、より自然な眉を描ける。
〈ペンシルアイブロウ〉
アイブロウペンシルは、1本ずつ描ける、硬めで細いものがおすすめ。先に眉下のラインを描いてから眉山から眉尻、眉中の順で描いて。
レイナさん●メイクアップアーティスト。多くの女優やモデルから指名をうける。著書は『いくつになってもキレイになれる』(主婦の友社)など。完全予約制、プライベートメイクレッスンも行っている。
『クロワッサン』1015号より
広告