【血管・肌】 40代からの<目的別オイル>の摂り方とレシピ。
約37兆個といわれる細胞の膜を作っているのも、ホルモンを作り出すのも、実はオイル。発酵食をプラスしてもっと賢く使いましょう。
撮影・岩本慶三 文・越川典子
はと麦と鯖の香味和え
【オイル】えごま油(オメガ3系)
えごま油:体内でEPAに変換される。
はと麦:ヨクイニン、コイクセラノイドが肌のターンオーバーを整える。
鯖:EPAが血液の流れをよくする。タンパク質が健康な肌をつくる。
みょうが:α-ピネンの血行促進作用。
鯖に含まれるDHAにえごま油のEPAをプラス。
【材料(2人分)】
塩鯖1枚 はと麦120g みょうが3本(小口切り) 小ねぎ3本(小口切り) 大葉5枚(千切り) みつば1/2束(1cmほどに切る) 煎りごま適量 醤油小さじ2 塩少々 えごま油適量
【作り方】
1.はと麦を鍋に入れて洗い、かぶるくらいの水を入れて1時間ほど置き、火にかける。水分がなくなり、ぽっくりした食感になったら火を止めて蒸らす。硬い場合は水を少し足して柔らかくなるまで茹でる。
2.塩鯖は焼いて骨を取り、身をほぐす。
3.1に2とみょうが、小ねぎ、大葉、みつば、煎りごまを入れ、えごま油を加えて醤油と塩で味を調える。
溝口恵子(みぞぐち・けいこ)さん●野菜料理家、「Katie’s Style」主宰。出産後、食に関心が高まり、パン作りから始まって食環境まで学ぶ。現在は、自然栽培の野菜中心に、自然と調和した暮らしを教室で伝えている。
『クロワッサン』1006号より
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