小林ひろ美さんが伝授年齢を感じさせない、ふんわり
艶髪の作り方。朝のスタイリング編vol.1
トップふんわりのつやつやヘアは、コツを覚えれば誰でも簡単にできます。小顔効果もあるという美髪の作り方を美容家・小林ひろ美さんに教えていただきました。今回は朝のスタイリング編。クセの直し方から艶の作り方を紹介します。
朝のスタイリングのポイントは軸足とシルエット作り。
ショートボブの場合、ヘアアイロンよりもドライヤーとブラシのほうが内側に空気を巻き込むことができてきれいな丸みを作れる。
「プロセスに合わせて、艶を出すオイルや形を維持するミストやスプレーを使うことが大切です。そうすると根元がしっかり立ち上がり、短時間でボリューム感あるヘアが作れるのです。艶やかでまとまりのあるシルエットに整えるのも簡単です」
オイルで艶足し
ケア効果もあるオイルを使って髪全体に艶のベールをかける。

1.ヘアオイルを手のひらに取り、両手を合わせて温め、髪へのなじみをよくする。

2.まず毛先からつけていく。はねているところは軽く揉むようにつけて整える。

3.整えたい前髪は指先で丁寧になじませる。クセやはねがある場合はプレスするようにして。

4.最後に手のひらに残った分で全体を軽くふわっとなでつけて艶をプラスする。
ドライヤーでクセ直し
ぺたんこのつむじやはね、クセをドライヤーでリセット。

1.頭頂部の髪を持ち上げて引っぱりながら、温風を下から当て根元を立ち上げる。

2.クセがついた前髪はコームを差して直す。その間にほかの部分のはねやクセを整える。

3.ふんわりさせたい横の髪は、髪を頭頂部まで持ち上げて根元にしっかり温風を当て立ち上げる。

4.毛先を手で押さえて髪の根元をふわっと浮かせ、反対側から温風を当ててエアリーに。
表面をととのえる。
丸みをつけながらブロー。表面をきれいに整える。

1.ボブのポイントになる、丸みを出したい横の部分の髪にデンマンブラシを当てる。

2.ブラシを持った手を外側に返し、下から上にくるりと髪をすくって持ち上げ、根元を浮かせる

3.ブラシですくったところにドライヤーの温風を当て、丸みを意識しながら毛先までとかす。
年齢を感じさせない、ふんわり
艶髪の作り方。朝のスタイリング編vol.2 はこちらから。
https://croissant-online.jp/topics/43835/
◎小林ひろ美 美容家/美・ファイン研究所主宰。納得の理論とオリジナリティ溢れる美容法で多くの女性に支持されている。
『クロワッサン』920号(2016年3月10日号)より
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