【魚焼き器の焦げ編】見て見ぬふりしてきた汚れは、無駄なく、効率よく落とす。
いよいよ年末。見て見ぬふりをして溜まった我が家の汚れともサヨナラしなければ。気になるあの場所の、無駄のない賢い掃除法をプロに聞いた。
撮影・青木和義 文・板倉ミキコ
【キッチン3大見て見ぬふり 2】魚焼き器の焦げ
焦げを浮かせて一気にこそげる。
[作業の流れ]こする→パック→温める→こする
取り出せる網や受け皿は日々洗浄できても、なかなか触れないのが魚焼き器の内部。一面びっしり油汚れがつき、焦げに変わって蓄積されていく。
「中を丸ごと取り出せないので、プロでも掃除に難儀する場所。食品を扱うから強い薬剤も使えません。だから出張サービスでは、グリルの掃除は、扉、焼き網、皿だけを取り扱います」
とはいえ、家庭レベルで納得のいく掃除の仕方ならちゃんとある。
「ラップとドライヤーを使って固まった焦げを温めれば、しつこい汚れでもけっこう取れます。プロはこの程度では納得できませんが(笑)。ビフォアアフターの違いはかなり出ますよ」
[使用する道具]
[手順]
[掃除前→掃除後]
尾崎 真(おざき・まこと)●おそうじ本舗 商品・サービス開発責任者。ハウスクリーニングのプロ。掃除の技術を研究開発し、常に業界最先端のノウハウを生み出す。マスコミ出演も多数。 https://www.osoujihonpo.com
『クロワッサン』987号より