林家たい平師匠に教わる──魚を“さばいて味わう”のも海釣りの醍醐味
撮影・黒川ひろみ 文・オカモトノブコ
日除けや冷え対策にも便利なシアーカーディガン
コットン100%で軽くて涼しい素材ながら、日差しや冷房の冷えからもしっかり守ってくれるカーディガン。これから暑くなる季節に持っておきたい、心強い1枚です。
「林家たい平師匠に教わる──ビギナーでも楽しめる“海釣り”の心得」はこちらをご覧ください。
魚をさばく基本はまず三枚おろしから
たい平 自分でさばいた鮮魚の美味しさは格別! というわけで、サビキ釣りで捕れたはず(笑)の鯵と、おめでたい鯛を買ってきましたよ。古典落語にも、浮気な旦那が釣りという嘘のアリバイ作りのために魚を買う「権助魚(ごんすけざかな)」って噺があるくらいだからね。
あずみ オチもついたところで(笑)、その葉っぱの飾り、もしかしてさっき外で取ってきたんですか?
たい平 そうそう。美大出身だから、見た目にもついこだわっちゃうんだよ。(と、自前の出刃包丁を取り出して)じゃあ、さっそくさばいていこう!
たい平流・鯵の旨さを引き出すさばき方
バラエティー豊かに鮮魚を味わい尽くす
たい平 三枚おろしで切り身にしたら、皮を引いていこう。味も食感もグンとよくなるよ。
あずみ 難しいと思っていたけど、いったん冷やすと身が締まって、格段にはがれやすくなりました!
たい平 鯛の皮はソテーして、醤油をちょっと垂らすとおつまみに最高。お頭は味噌汁や潮汁、塩焼きにしたり。魚を自分でさばくと、余すところなく味わい尽くせるのもいいところだよね。
あずみ 師匠の盛り付けも、まるでお店みたいに美しい~。さすがは美大出身!
かくして、たい平さんの見事な包丁さばきとあずみさんとの連携プレーにより、あっという間に5品が完成。いよいよ実食です。
あずみ では鯵のたたきと鯛のお造りからいただきます。わ〜美味しい! 新鮮で臭みがぜんぜんありません。
たい平 魚屋さんがいいからでしょ(笑)。どれどれ……うん、これは旨い! 酒が飲みたくなるねえ。
あずみ 鯛の漬け丼も最高! 焼き肉のタレで韓国風なんだけど、わさびと薬味がいいアクセントですね。鯵のなめろうはご飯にも合うし、おつまみにもよさそう。
たい平 三枚おろしが苦手でも、どうせ包丁でたたくから初心者向きかも。手軽に時短で作るなら、生姜はチューブ入り、味噌もだし入りが便利。魚の旨味が強いから、充分に美味しくできるよ。
あずみ 師匠、二刀流の包丁で素早くたたいてましたね。それでこのなめらかさ。あらのお味噌汁もしみじみ、味わい深くて……。全部が美味しすぎます。海辺で定食屋さんが開けるレベルですよ。私、助手やります!
『クロワッサン』1163号より
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