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考察『光る君へ』46話 矢を放つ勇猛な隆家(竜星涼)に、あの時の若造の面影はない。まひろ(吉高由里子)「刀伊の入寇」に遭遇、歴史の過渡期を目撃!

大河ドラマ『光る君へ』 (NHK/日曜夜8:00〜)。舞台は平安時代、主人公は『源氏物語』の作者・紫式部。1000年前を生きた女性の手によって光る君=光源氏の物語はどう紡がれていったのか。 最終回まであと2話! 46話「刀伊の入寇」、まひろ(吉高由里子)は、旅先の太宰府で、政治家として成長を遂げた隆家(竜星涼)と再会、そして、周明(松下洸平)、乙丸(矢部太郎)とともに、大きな事件に巻き込まれます。ドラマを愛するつぶやき人・ぬえさんと、絵師・南天さんが各話を毎週考察する大好評連載48回(特別編2回を含む)です。

文・ぬえ イラスト・南天 編集・アライユキコ

笑顔で語る隆家

政治家としてたくましく成長した隆家、再会を果たした周明の運命は?/『光る君へ』46話イメージイラスト/南天
政治家としてたくましく成長した隆家、再会を果たした周明の運命は?/『光る君へ』46話イメージイラスト/南天

藤式部としての人生に区切りをつけて、都から旅立ったまひろ(吉高由里子)が大宰府で再会したのは周明(松下洸平)だった。再会してすぐに周明は、かつて脅迫したことを詫び、まひろはそれを許し……成熟した大人同士が20年前の国際ロマンス詐欺未遂事件に決着をつけたのだった。ふたりの後ろで(えっ? 姫様のお命を奪おうとしただと?)という顔をしている乙丸(矢部太郎)に、当時のことを詳しく説明してあげたい。まひろは問われても「色々あったのよ」で済ませそうな気がするし。
あれから周明は故郷の対馬に帰ったが知っている者はもう誰もおらず、大宰府で通訳兼医者として働き始めたという。宋から来た、目を治す名医に師事しているとのこと……これは言うまでもなく、目に傷を負った隆家(竜星涼)に実資(秋山竜次)が薦めた医者のことだ。
おたがいのこれまでと近況を話すうちに、

まひろ「亡き夫が働いていた大宰府を見てみたいと思ったの」
周明「夫を持ったのか」

偲んで旅をしたいと思える。まひろがそんな夫と結ばれたことを、屈託ない笑顔で喜ぶ周明。嫉妬、あるいはその他の複雑な感情などみじんも感じさせない。短い台詞と表情で、これまでまひろの幸せを願って生きてきたことを想像させる、松下洸平が演じる元カレパワーよ……。周明は元カレとはならなかったけど。
周明に案内された大宰府政庁で、まひろは、平為賢(神尾佑)に従いこちらに来ていた双寿丸(伊藤健太郎)とも再会する。賢子(南沙良)のことを聞いて、

「宮仕えを始めたのか! 大人になったのだな」

と双寿丸。ああ、彼にとって賢子は本当に妹みたいなもので、女性ではなかったのだな……別れ際の「妹のようなお前」は振るために用意した言葉ではなく、本当にそう思っていたのか。

大宰権帥として赴任した隆家が登場。目はすっかり治ったらしい。髭を生やして貫禄が出ている。まひろが名乗ると、太閤・道長(柄本佑)から丁重にもてなし、旅の安全をはかるようにという命令が届いているとのこと……。

隆家「俺たちを追いやった『源氏の物語』を書いた女房をもてなせとは酷なお達しだ」

その表情と声からは本気の怨嗟は感じられない。当時としてはまだ珍しい飲み物であった茶でまひろをもてなし、都の内裏での政争をくだらぬことだと振り返る。もともと、父・道隆(井浦新)が権勢を振るっていた頃も、中関白家が凋落し伊周(三浦翔平)が道長を呪っていた時期も、彼は都の貴族社会に馴染んでいたようには見えなかった。

隆家「ここには仲間がおる。平為賢は武者だが、信じるに足る仲間だ」
為賢「隆家はこの地の力ある者からの賄賂もお受け取りにならず……」
隆家「富なぞいらぬ! 仲間がいれば」

道隆の死後、内裏で孤立した中関白家を振り返れば、この言葉に重みが増す。
周明と同じく、彼もまたこの大宰府に居場所を見つけたのだ。
宴会で大蔵種材(おおくらのたねき/朝倉伸二)、藤原助高(松田健二)、藤原友近(出合正幸)と為賢らが歌い踊る。医師・恵清(王偉)がなんの唄だ? と周明に問うているのは、日本書紀に記される、推古帝に蘇我馬子が捧げた歌だ。

「やすみしし我が大君のかくります天の八十蔭出で立たす御空を見れば萬代に……」
(私の大切な大君がお住まいである立派な御殿。見上げて万代も千代もかしこみ、お仕えいたしましょう)

この歌に応えて帝はこう続ける。

「真蘇我よ蘇我の子らは馬ならば日向の駒 太刀ならば呉の真刀……」
(蘇我の一族の者たちは馬に例えれば日向の名馬、太刀に例えれば呉の名刀である)

と、臣下の頼もしさを讃えるのである。大宰府にいる皆が隆家を慕って、忠誠を誓う歌を歌い舞う。隆家と彼の周りの人々の間に生まれ育った絆が伝わる場面だった。
そしてまひろに、この旅にはなにかわけがあるのだろうと言いつつも深くは尋ねず、いつまでもここにいればよいと笑顔で語る隆家に、生きる上で多くの傷を負ってきた人間の器量を感じるのである。これは男たちがついてくるはずだ……と。

なにかわけがあるのだと察したのは周明も同じだった。まひろが隆家から、「道長が出家した、体調もよくないらしい」と聞いて表情が変わったことを見逃さなかったのだ。彼は話しながら、まひろの抱える物思いを少しずつ解きほぐそうとする。

まひろと周明を照らす同じ月を、都の道長も見上げていた。

倫子(黒木華)「出家を強くお止めいたしましたけど、今のご様子を拝見すると、これでよかったと思います」
道長「心配をかけたな」

静かに首を振る倫子……。その表情は、これでよかったと自分に言い聞かせているようにも、こうなってしまってはどうにもならないのだからと諦めたようにも受け取れる。

刀伊の入寇の始まり

大宰府の市で、乙丸がきぬ(蔵下穂波)への土産を……紅を買い求めている! 夫婦として暮らし始めた頃、きぬに「紅を買うな、これ以上美しくなって他の男の目に留まるのが嫌だ」と言っていた乙丸が。きっと妻が喜ぶだろうと。よかったねえ、きぬ。紅を手にして嬉しそうな乙丸は微笑ましいが、不安も湧く。これ、死亡フラグじゃないですよね?

乙丸が大宰府土産をゲットしたところで、まひろは、親友のさわ(野村麻純)の亡くなった地・松浦(現在の佐賀県唐津市)に向けて出発すると決めた。松浦に向かう船が出る船越の津(現在の福岡県糸島市)まで送ってゆくことにした周明の、まひろにお礼を言われた瞬間のはにかんだ笑み。再会してすぐは成熟した大人同士だったのに、なんだろうな。徐々に高校生みたいな甘酸っぱさが混ざってきてないか。気のせいですか。

そして、船越の津に向け出発したまひろたちと入れ違いに、大宰府に辿り着いた僧侶。
壱岐から来た島分寺の常覚(タイソン大屋)は、突如襲来した異国の賊勢相手に寺に立てこもって応戦した実在の僧侶である。彼の訴えでは、老いた者と幼い者は殺され、他の者は連れ去られ、作物も牛馬も食いつくされたという。彼以外の僧侶は全滅、朝廷の役人である国守も殺された……。
隆家が筑前筑後、豊前肥前の国守に兵を博多に集めるよう指示、朝廷にも急使を出そうとしていたところ、対馬守が大宰府に駆け込んできた。壱岐の前に対馬も襲われていたのだ。

寛仁3年(1019年)。刀伊の入寇の始まりである。

隆家は武者たちを集めた。ここから場面ごとの情報量が凄いことになっている。

軍勢といっても、大河の戦場面でおなじみの旗指物はない。軍旗はこれより150年以上あと、源平合戦で源氏が白旗、平氏が赤旗を掲げてから後の世に普及してゆくからだ。

登場した鎧を列挙してみよう。
隆家や為賢、種材らが身に着けている大鎧、博多警固所の衛兵の身を守る挂甲(けいこう/古墳から出土した埴輪に見られるような)、博多で隆家らに合流する財部弘延(たからべひろのぶ/須田邦裕)、大神守宮(おおがのもりみや/金児憲史)ら土地の豪族ふたりはこれも古風な短甲。双寿丸ら郎党は胴すらつけていない者が多い。
軍事貴族、武士が一大勢力として台頭する前の時代。過渡期の戦装備という描写で、歴史ファン、歴史創作モノのファンとして痺れた。

隆家は、集まった武者たちに鬨の声を上げさせる。
「なんとしても守りぬくのだ! しかしけっして無駄死にをするな。者ども、奮え!」

藤原隆家はこのとき40歳。都では「さがな者(荒くれ者、手に負えない者)」と呼ばれ、あやまちを犯し、家族を失い、なにも守れず都から出た男。その彼は今、民を守るためにこの大宰府で仲間とともに外敵に立ち向かう。

隆家たちが軍勢を引き連れ出向いた博多の警固所は、岡山の鬼ノ城に復元された、古代山城の門を思わせる外観だった。
賊を討ち払った志摩の住人・文屋忠光(守谷日和)によると、100人の民が殺され、400人が連れ去られたという。各地への使者は戻ってこない。他も襲われている可能性もあるが、不明である。実際に人間が動かねば情報も動かない時代ならではの焦燥を感じる。

そして、ついに──。賊の船が博多近くに現れた。しかし、兵はいまだ集まっていない。

隆家「出陣する。小勢でも今我らが討って出て食い止めねば。無辜の民に害が及ぶ」

この一年を通して『光る君へ』では様々な民の苦しみが描かれた。身分差。貧困。疫病。災害。ここにきて、外敵の襲撃。そして、43話(記事はこちら)では民が幸せに暮らせる世を作るとはどういうことか、政の役割はなんなのかが、道長と実資の間で議論された。
実資「左大臣様(道長)に民の顔など見えておられるのか?」「朝廷の仕事は、何か起きた時にまっとうな判断ができるように構えておくことにございます」

隆家は内裏と都から離れて民と向き合い過ごすうち、凶事が起きたこの時にまっとうな判断をする政治家となったのだった。

平穏な漁村に、海賊がやってくる──。この場面の音楽の不気味なこと。船の軋みのような、怪物のうめき声のようなBGMとともに、見ている我々の前にも初めて異国の賊が現れた。刀伊の入寇で押し寄せた海賊は、主に女真族の一団であったとされる。
平致行(内野謙太)の「為賢たちに知らせましょうか」という言葉で、隆家が矢を放つ!!
鏑矢だ!! 音を響かせて飛ぶことで、戦場では合図として使われる矢。この音で為賢たちに敵が現れたと知らせたのだ。

この時、弓を引き絞り射る隆家の姿はまさに、19話(記事はこちら)の長徳の変を巻き起こした矢を放つ彼自身との対比だ。もうあの時の、世の中をなめくさった若造はここにはいない。
ここから次々と鏑矢を射かける種材と致行が、まさに平安末期から鎌倉にかけての軍記物絵巻に描かれた武者の姿そのままで、感激して泣きそうになった。

鏑矢の音を合図に為賢たちが浜に押し寄せ、賊との戦闘になる。馬上から弓を射る騎射戦が主流となる平安末期から鎌倉時代よりも前の時代なので、弓を射る武者と陸から船に向かい射る郎党、槍や棍棒を手に戦う者たちがいる。鎌倉時代から南北朝にかけての合戦では廃れていった盾を持つ者もいる。賊が手にしているのは大陸で主流の武器・柳葉刀。賊の船からは弩(おおゆみ)による攻撃もある。
この合戦も、鎧と同じく「過渡期」を描いた場面だった。

赤染衛門に共感しつつも

そのころ都では、赤染衛門(凰稀かなめ)が書き始めた『栄花物語』を読み、倫子がポカンとしていた。

倫子「殿の栄華の物語を書いてほしいと申したと思うが」「これ……宇多の帝から始まっているわ」

『栄花物語』の書き出しは、

「世始まりて後、この国の帝六十余代にならせ給ひにけれど、この次第書き尽くすべきにあらず。此方寄りての事を記すべき。世の中に、宇多の帝と申す帝おはしましけり」
(この世が始まって以来、この国の帝は六十代余りいらっしゃいますけれど、お一人お一人について書き尽くすことはできません。近年の御代から記すことにいたしましょう。宇多の帝と申される帝がいらっしゃいました)

宇多天皇は舞台となっている時代から130年以上前、道長の曾祖父が仕えた帝だ。そこから? となるかもしれないが、

赤染衛門「藤原を描くなら大化の改新から書きたいくらいに存じます」

赤染衛門先生は大真面目だ。わかる! 藤原がなぜこの時に隆盛を誇っているのか、それを描くなら大化の改新──645年乙巳の変、蘇我氏滅亡までさかのぼって語りたい。大化の改新の中心人物は藤原氏の祖、藤原鎌足(中臣鎌足)だからだ。

赤染衛門「かな文字で書く史書(歴史書)は、まだこの世にございませぬ」

コミカルな演出だが、とても大切なことを言っている。当時、公の文書はみな漢字で記されていた。歴史書の『古事記』や『日本書紀』『続日本紀』などもみな漢字である。かな文字(ひらがな)は主に女性が使うものとされていて、男性が使う場合は私的な手紙などに限られる。赤染衛門は、女性である自分が書き、多くの女性が読むことを意識して歴史書を書こうとしているのだ。齢60をこえて超大作に挑もうとする、その意気やよし! しかし、

倫子「もう……衛門の好きにしてよいわ」

あっ。この表情、わりと見たことある。歴史ファンが熱く語ったあと、相手が「無」の表情になってしまうやつだ……オーダーとは違うものができあがりそうな現状に、発注者の倫子様が諦めちゃった。赤染衛門に共感しつつも、倫子が気の毒になってしまった。

そんなものを待ってはおられぬ!

賊をいったんは押し返した隆家たちのもとに、地元の豪族・財部弘延と大神守宮が合流した。いかにも屈強そうだ。

隆家「これ以上攻めてこられぬようにするには、こちらから撃って出て追い払わねばならぬ。それには戦船が要るな」
弘延「主船司に行って、船をかき集めましょう」
致行「それには朝廷のご許可がいるような……」
種材「そんなものを待ってはおられぬ!」

主船司とは、軍事防衛機関に当たる兵部省に属した船を管理する機関である。朝廷に「戦船を使いたいのです」という使者を出す→陣定で議論する→その可否を持って使者が大宰府に戻ってくる、この許可を求める手続きに時間がかかる。種材の言うとおり、それは待っていられない。実際、壱岐が襲われたと知った隆家が都に送った最初の報せが都に届いたのは、使者が大宰府を出てから10日後だったと『小右記』にある。
敵は目の前に迫っている。いや既に九州の島々と沿岸の村は襲われ、こうしている間にも被害が広がっているかもしれないのだ。

ここで助高が「菅原道真公の御霊のお力も借りてはいかがでしょうか」と提案し、祈祷を行うことになる。現在、福岡県糸島市にある生松天神社の主祭神は菅原道真公であり、刀伊の入寇の折に祈祷をしたという由緒が残るそうだ。
46話はこんな具合で、一場面に盛り込まれた情報量が多い……!

書くことはどこででもできる

船越に向かう旅路に泊まったあばら家で、まひろが周明に本心を打ち明ける。

「あの人(道長)は私に書くことを与えてくれたの。書いたものが大勢の人に読まれる喜びを与えてくれた。私が私であることの意味を与えてくれたのよ」
「これ以上あの人のために私ができることはないし、都に私の居場所はないの」「私はもう終わってしまったの……終わってしまったのに、それが認められないの」

道長に依頼されて書いた『源氏の物語』は一条帝(塩野瑛久)を彰子(見上愛)のもとに通わせる本来の役割を果たした。さらには宮中を席巻し大ベストセラーになった。しかし、その後は……。一条帝が亡くなり、華やかな朗読の会もなくなり、道長には「まだ書いておるのか」と言われる……まひろは「光る君の物語」を書きたいから書いていたにせよ、これまでの環境の変化、道長の言葉は少しずつ作家としての彼女の心を削っていたのか。

周明「お前がこれまでやってきたことを書き残すのはどうだ?」「松浦にまで行きたいと思った友のこととか、親兄弟のこととか。なんでもよいではないか」

『源氏物語』以外に、紫式部が執筆した作品は『紫式部日記』『紫式部集』がある。『紫式部日記』はこのドラマでは36話(記事はこちら)で、道長からの「彰子の出産を記録してほしい」という依頼に応えて書いたものだった。『紫式部集』は少女時代から晩年までの和歌の自選集だが、友人、夫、身の周りの人々と交わした贈答歌が中心となっているので、紫式部の人となりだけでなく辿った人生と人間関係を掴むことができる作品となっている。また『紫式部日記』も、冒頭はドラマで道長が依頼したとおり中宮の出産記録であるものの、途中から同僚の女房達の紹介であったりちょっとした悪口だったり、清少納言ら他の才女たちの批評や家族の思い出話など、エッセイ風の文章が綴られる。歴史の証人としての記録形式から消息体、手紙文体へと変わるのだ。その理由については説が分かれていて、はっきりとはわかっていない。

それをこのドラマでは、紫式部が生きた人間としての香りがする文章を書く、そしてこれまでの和歌をまとめるきっかけを、架空の人物である周明との会話に持ってくるとは。面白い!
そしてこの46話は松下洸平がねえ!! うまいのですよ。元カレ(ではないが)は再会した女相手に「なんだかいけそうな気がする」「ワンチャンあるのでは」というギラついた気配を醸し出してはアウトである。若い頃ならばいざ知らず、年を重ねた女はただでさえ(もうそういうの、めんどくさい)と思いがちだ。
あくまでも、お前が幸せならばよかった、でももし不幸せなら俺になにかできることはないか? というくらいの距離感で「俺がこうしたい」ではなく「お前がそうしたいなら」と相手を尊重するのがよいのだ。だからこそ周明は、

「書くことはどこででもできる。都でなくとも」

「俺のそばでも」の一言を飲み込むのだ。こうした男だったら、女は「この人とならもう一度」と考えられるのではないだろうか。45話(記事はこちら)の御簾を下ろして「いかないでくれ」と手を握ってきた道長、その手を引き剥がしたまひろを思い出してしまう。ドンマイだよ、太閤様……。
未来のことを語り合うが、自分たちが向かっている船越の津に賊が上陸するかもしれないことを、まひろたちは知る由もない。

いきなり周明の胸に

夜が明けて戦船の支度が整った。隆家は、賊が根城にしている能古島へ船で軍勢を派遣し、追い払うことを命じる。ただし、

隆家「対馬の先は進んではならぬ」「対馬の先は高麗の海だ。その先に進めば高麗に戦を仕掛けることになる」

今回の賊は高麗による派兵なのか、ただの海賊なのか。この時点ではわからない。もし高麗の挑発であって深追いすれば、戦の口実にされるかもしれない。そうした判断する指揮官、隆家がとことん頼もしい。

迫る危機を知らず、船越の津に近づいたときに周明がまひろに言う。

「松浦に行って思いを果たしたら、必ず大宰府に戻ってきてくれ。その時に話したいことがある」

ちょっと、周明。話したいことがあるなら今言うべきですよ。この時代に限らず現代でも、一度別れた相手とまた顔を合わせられる保証なんてどこにもないのだから。
と思った途端、逃げ惑う船越の人々と賊の襲来! そこへ駆けつける財部弘延と平為賢の軍勢、そして双寿丸!
混乱のなか、お、乙丸……乙丸死なないでと懸命に矢部太郎を目で追っていたら、いきなり周明の胸に矢が。

えっ。すみません、油断していました。周明の台詞の数々にフラグでは?と、うっすら思ったものの、まさかここで。乙丸と双寿丸ばかり心配していてごめんなさい。
しかも肩とか腕じゃなくて左胸。もう47話が始まってすぐに周明、死ぬ展開じゃないですか……。

次回予告。双寿丸は無事です。隆家の処遇をめぐり割れる陣定。これまで以上に、きっとみんなが実資のこと大好きになる!! まひろを守るのは乙丸の役目。賢子、自分が光る君になる宣言。倫子「私が気づいていないとでも思っていた?」もうこれくらいは直球で言っちゃっていいですよ、最終回前だし。いけいけ倫子様。
47話が楽しみですね……12月15日、最終回まであと2話!

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NHK大河ドラマ『光る君へ』
公式ホームページ

脚本:大石静
制作統括:内田ゆき、松園武大
演出:中島由貴、佐々木善春、中泉慧、黛りんたろう
出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、見上愛、南沙良、岸谷五朗 他
プロデューサー:大越大士
音楽:冬野ユミ
語り:伊東敏恵アナウンサー

*このレビューは、ドラマの設定(掲載時点の最新話まで)をもとに記述しています。
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 『光る君へ』1話イメージイラスト「まひろと三郎の幼い出会い」/南天
 『光る君へ』1話イメージイラスト「まひろと三郎の幼い出会い」/南天
 『光る君へ』2話イメージイラスト「まひろの仕事は代筆屋」/南天
 『光る君へ』2話イメージイラスト「まひろの仕事は代筆屋」/南天
 『光る君へ』3話イメージイラスト「見事な貴婦人、倫子はよく笑う」/南天
 『光る君へ』3話イメージイラスト「見事な貴婦人、倫子はよく笑う」/南天
 『光る君へ』4話イメージイラスト「五節の舞姫を務めるまひろが見たその顔は!」/南天
 『光る君へ』4話イメージイラスト「五節の舞姫を務めるまひろが見たその顔は!」/南天
『光る君へ』5話イメージイラスト「まひろから道長への辛い告白」/南天
『光る君へ』5話イメージイラスト「まひろから道長への辛い告白」/南天
『光る君へ』6話イメージイラスト「鮮やかに、ききょう(清少納言)登場」/南天
『光る君へ』6話イメージイラスト「鮮やかに、ききょう(清少納言)登場」/南天
『光る君へ』7話イメージイラスト「道長からの恋文を焼き捨てるまひろ」/南天
『光る君へ』7話イメージイラスト「道長からの恋文を焼き捨てるまひろ」/南天
『光る君へ』8話イメージイラスト「異なる立場から序盤のドラマを駆動する存在、直秀、花山帝、藤原道兼」/南天
『光る君へ』8話イメージイラスト「異なる立場から序盤のドラマを駆動する存在、直秀、花山帝、藤原道兼」/南天
『光る君へ』9話イメージイラスト/「まひろと道長は直秀の亡骸に土を被せた」/南天
『光る君へ』9話イメージイラスト/「まひろと道長は直秀の亡骸に土を被せた」/南天
『光る君へ』10話イメージイラスト/「あの場所で契りを交わしたまひろと道長だが……」/南天
『光る君へ』10話イメージイラスト/「あの場所で契りを交わしたまひろと道長だが……」/南天
『光る君へ』11話イメージイラスト/「兼家はまひろを『虫けら』呼ばわりする」/南天
『光る君へ』11話イメージイラスト/「兼家はまひろを『虫けら』呼ばわりする」/南天
『光る君へ』12話イメージイラスト/「倫子とまひろの身分の違いが道長との関係を決定づける」/南天
『光る君へ』12話イメージイラスト/「倫子とまひろの身分の違いが道長との関係を決定づける」/南天
『光る君へ』13話イメージイラスト/「一条帝と仲睦まじい定子。後に並び立つ彰子も誕生」/南天
『光る君へ』13話イメージイラスト/「一条帝と仲睦まじい定子。後に並び立つ彰子も誕生」/南天
安倍晴明の予言のように兼家が逝去、後継者は長男の道隆/『光る君へ』14話イメージイラスト/南天
安倍晴明の予言のように兼家が逝去、後継者は長男の道隆/『光る君へ』14話イメージイラスト/南天
荒れる道兼、射る道長。ききょうは清少納言になった/『光る君へ』15話イメージイラスト/南天
荒れる道兼、射る道長。ききょうは清少納言になった/『光る君へ』15話イメージイラスト/南天
帝と定子を中心に華やかな宮廷サロン、道長とまひろの道は影につづくのか/『光る君へ』16話イメージイラスト/南天
帝と定子を中心に華やかな宮廷サロン、道長とまひろの道は影につづくのか/『光る君へ』16話イメージイラスト/南天
死に瀕した道隆と妻・貴子との語らい、まひろは、友人さわと和解する/『光る君へ』17話イメージイラスト/南天
死に瀕した道隆と妻・貴子との語らい、まひろは、友人さわと和解する/『光る君へ』17話イメージイラスト/南天
道兼亡き後、詮子は「関白はお前だ」と下の弟・道長を説得する/『光る君へ』18話イメージイラスト/南天
道兼亡き後、詮子は「関白はお前だ」と下の弟・道長を説得する/『光る君へ』18話イメージイラスト/南天
実資は陣定でのハプニングに興味津々、まひろは中宮・定子のもとへ/『光る君へ』19話イメージイラスト/南天
実資は陣定でのハプニングに興味津々、まひろは中宮・定子のもとへ/『光る君へ』19話イメージイラスト/南天
慕い合う一条天皇と中宮・定子についに悲劇が/『光る君へ』20話イメージイラスト/南天
慕い合う一条天皇と中宮・定子についに悲劇が/『光る君へ』20話イメージイラスト/南天
旅立つまひろは道長に別れを告げる、清少納言は中宮・定子に『枕草子』を捧げる/『光る君へ』21話イメージイラスト/南天
旅立つまひろは道長に別れを告げる、清少納言は中宮・定子に『枕草子』を捧げる/『光る君へ』21話イメージイラスト/南天
越前で苦闘する為時への道長の書の内容は…。そして、どうなる周明との出会い!/『光る君へ』22話イメージイラスト/南天
越前で苦闘する為時への道長の書の内容は…。そして、どうなる周明との出会い!/『光る君へ』22話イメージイラスト/南天
 越前のまひろと都の道長をつなぐように雪…そしてついに宣孝が!/『光る君へ』23話イメージイラスト/南天
越前のまひろと都の道長をつなぐように雪…そしてついに宣孝が!/『光る君へ』23話イメージイラスト/南天
まひろにそれぞれの思いを寄せる宣孝、周明、乙丸。一方、晴明が予見する未来は…/『光る君へ』24話イメージイラスト/南天
まひろにそれぞれの思いを寄せる宣孝、周明、乙丸。一方、晴明が予見する未来は…/『光る君へ』24話イメージイラスト/南天
ついに、まひろは宣孝を夫として迎え入れた/『光る君へ』25話イメージイラスト/南天
ついに、まひろは宣孝を夫として迎え入れた/『光る君へ』25話イメージイラスト/南天
左は検非違使別当姿(仕事着)右は狩衣姿(プライベート)の藤原公任。中宮・定子のそばに控えるききょうの衣装は女房装束(仕事着)/『光る君へ』特別編イメージイラスト/南天
左は検非違使別当姿(仕事着)右は狩衣姿(プライベート)の藤原公任。中宮・定子のそばに控えるききょうの衣装は女房装束(仕事着)/『光る君へ』特別編イメージイラスト/南天
道長の娘・彰子の入内が決まり、裳着の儀が行われた。紫式部誕生もまもなくか/『光る君へ』26話イメージイラスト/南天
道長の娘・彰子の入内が決まり、裳着の儀が行われた。紫式部誕生もまもなくか/『光る君へ』26話イメージイラスト/南天
再会したら抱き合わずにはいられなかった道長とまひろ/『光る君へ』27話イメージイラスト/南天
再会したら抱き合わずにはいられなかった道長とまひろ/『光る君へ』27話イメージイラスト/南天
「あなただけは私の心をわかってくれる」中宮・定子と清少納言の絆/『光る君へ』28話イメージイラスト/南天
「あなただけは私の心をわかってくれる」中宮・定子と清少納言の絆/『光る君へ』28話イメージイラスト/南天
幼い賢子は宣孝のことを覚えていてくれるだろうか/『光る君へ』29話イメージイラスト/南天
幼い賢子は宣孝のことを覚えていてくれるだろうか/『光る君へ』29話イメージイラスト/南天
左上から「あきこ」のひとり、道長の妻の明子、ドラマでは「寧子」と称された道綱母、父の役職が由来の赤染衛門/『光る君へ』特別編2イメージイラスト/南天
左上から「あきこ」のひとり、道長の妻の明子、ドラマでは「寧子」と称された道綱母、父の役職が由来の赤染衛門/『光る君へ』特別編2イメージイラスト/南天
命を賭して雨乞いの儀式を執り行う安倍晴明と従者・須麻流/『光る君へ』30話イメージイラスト/南天
命を賭して雨乞いの儀式を執り行う安倍晴明と従者・須麻流/『光る君へ』30話イメージイラスト/南天
まひろの喜びや悲しみ、全ての経験と知識が物語として結実する/『光る君へ』31話イメージイラスト/南天
まひろの喜びや悲しみ、全ての経験と知識が物語として結実する/『光る君へ』31話イメージイラスト/南天
「俺が惚れたのは、こういう女だったのか 」と感慨にふける道長。火災騒ぎの最中、一条帝と彰子の心が通った/32話イメージイラスト/南天
「俺が惚れたのは、こういう女だったのか 」と感慨にふける道長。火災騒ぎの最中、一条帝と彰子の心が通った/32話イメージイラスト/南天
ついに登場、中宮・彰子付き女房ズ!そこに加わったまひろに、道長は女房の必需品、檜扇を贈ります/『光る君へ』33話イメージイラスト/南天
ついに登場、中宮・彰子付き女房ズ!そこに加わったまひろに、道長は女房の必需品、檜扇を贈ります/『光る君へ』33話イメージイラスト/南天
中宮・彰子は「そなたの物語だが、面白さがわからぬ」とまひろに率直に問いかける。一方出世した惟規(高杉真宙)の言動はちょっと心配/『光る君へ』34話イメージイラスト/南天
中宮・彰子は「そなたの物語だが、面白さがわからぬ」とまひろに率直に問いかける。一方出世した惟規(高杉真宙)の言動はちょっと心配/『光る君へ』34話イメージイラスト/南天
帝「いつの間にか大人になっていたのだな」彰子「ずっと大人でございました」/『光る君へ』35話イメージイラスト/南天
帝「いつの間にか大人になっていたのだな」彰子「ずっと大人でございました」/『光る君へ』35話イメージイラスト/南天
帝の御子を懐妊し、まひろから漢学を学び始めた中宮・彰子。その父・道長は、まひろに歌で祝われてご機嫌/『光る君へ』36話イメージイラスト/南天
帝の御子を懐妊し、まひろから漢学を学び始めた中宮・彰子。その父・道長は、まひろに歌で祝われてご機嫌/『光る君へ』36話イメージイラスト/南天
敦成親王を抱いて幸せそうな中宮・彰子、その母・倫子。一方、清少納言は宮中で噂の「光る君の物語」を読む/『光る君へ』37話イメージイラスト/南天
敦成親王を抱いて幸せそうな中宮・彰子、その母・倫子。一方、清少納言は宮中で噂の「光る君の物語」を読む/『光る君へ』37話イメージイラスト/南天
「源氏の物語を恨んでおりますの」とまひろに怒る清少納言、道長は敦康親王の元服を急ぐ/『光る君へ』38話イメージイラスト/南天
「源氏の物語を恨んでおりますの」とまひろに怒る清少納言、道長は敦康親王の元服を急ぐ/『光る君へ』38話イメージイラスト/南天
伊周、惟規がこの世を去る。元服を迎える敦康親王の運命は?/『光る君へ』39話イメージイラスト/南天
伊周、惟規がこの世を去る。元服を迎える敦康親王の運命は?/『光る君へ』39話イメージイラスト/南天
一条帝崩御。多くの人物の運命が変わる。とりわけ中宮・彰子、蔵人頭・行成の胸中は激しい。/『光る君へ』40話イメージイラスト/南天
一条帝崩御。多くの人物の運命が変わる。とりわけ中宮・彰子、蔵人頭・行成の胸中は激しい。/『光る君へ』40話イメージイラスト/南天
新時代の到来を予感させる妍子の迫力!平為賢の登場。まひろの筆は時代とどう切り結んでいくのか/『光る君へ』41話イメージイラスト/南天
新時代の到来を予感させる妍子の迫力!平為賢の登場。まひろの筆は時代とどう切り結んでいくのか/『光る君へ』41話イメージイラスト/南天
まひろの言葉に、道長の思いが溢れて涙に……『光る君へ』42話イメージイラスト/南天
まひろの言葉に、道長の思いが溢れて涙に……『光る君へ』42話イメージイラスト/南天
賢子の失恋、倫子の本心、物語の良心・実資『光る君へ』43話イメージイラスト/南天
賢子の失恋、倫子の本心、物語の良心・実資『光る君へ』43話イメージイラスト/南天
見上げる望月は、道長とまひろが結ばれたあの夜と同じ……『光る君へ』44話イメージイラスト/南天
見上げる望月は、道長とまひろが結ばれたあの夜と同じ……『光る君へ』44話イメージイラスト/南天
まひろは旅立ち、道長は出家を決意/『光る君へ』45話イメージイラスト/南天
まひろは旅立ち、道長は出家を決意/『光る君へ』45話イメージイラスト/南天
政治家としてたくましく成長した隆家、再会を果たした周明の運命は?/『光る君へ』46話イメージイラスト/南天
政治家としてたくましく成長した隆家、再会を果たした周明の運命は?/『光る君へ』46話イメージイラスト/南天
 『光る君へ』1話イメージイラスト「まひろと三郎の幼い出会い」/南天
 『光る君へ』2話イメージイラスト「まひろの仕事は代筆屋」/南天
 『光る君へ』3話イメージイラスト「見事な貴婦人、倫子はよく笑う」/南天
 『光る君へ』4話イメージイラスト「五節の舞姫を務めるまひろが見たその顔は!」/南天
『光る君へ』5話イメージイラスト「まひろから道長への辛い告白」/南天
『光る君へ』6話イメージイラスト「鮮やかに、ききょう(清少納言)登場」/南天
『光る君へ』7話イメージイラスト「道長からの恋文を焼き捨てるまひろ」/南天
『光る君へ』8話イメージイラスト「異なる立場から序盤のドラマを駆動する存在、直秀、花山帝、藤原道兼」/南天
『光る君へ』9話イメージイラスト/「まひろと道長は直秀の亡骸に土を被せた」/南天
『光る君へ』10話イメージイラスト/「あの場所で契りを交わしたまひろと道長だが……」/南天
『光る君へ』11話イメージイラスト/「兼家はまひろを『虫けら』呼ばわりする」/南天
『光る君へ』12話イメージイラスト/「倫子とまひろの身分の違いが道長との関係を決定づける」/南天
『光る君へ』13話イメージイラスト/「一条帝と仲睦まじい定子。後に並び立つ彰子も誕生」/南天
安倍晴明の予言のように兼家が逝去、後継者は長男の道隆/『光る君へ』14話イメージイラスト/南天
荒れる道兼、射る道長。ききょうは清少納言になった/『光る君へ』15話イメージイラスト/南天
帝と定子を中心に華やかな宮廷サロン、道長とまひろの道は影につづくのか/『光る君へ』16話イメージイラスト/南天
死に瀕した道隆と妻・貴子との語らい、まひろは、友人さわと和解する/『光る君へ』17話イメージイラスト/南天
道兼亡き後、詮子は「関白はお前だ」と下の弟・道長を説得する/『光る君へ』18話イメージイラスト/南天
実資は陣定でのハプニングに興味津々、まひろは中宮・定子のもとへ/『光る君へ』19話イメージイラスト/南天
慕い合う一条天皇と中宮・定子についに悲劇が/『光る君へ』20話イメージイラスト/南天
旅立つまひろは道長に別れを告げる、清少納言は中宮・定子に『枕草子』を捧げる/『光る君へ』21話イメージイラスト/南天
越前で苦闘する為時への道長の書の内容は…。そして、どうなる周明との出会い!/『光る君へ』22話イメージイラスト/南天
 越前のまひろと都の道長をつなぐように雪…そしてついに宣孝が!/『光る君へ』23話イメージイラスト/南天
まひろにそれぞれの思いを寄せる宣孝、周明、乙丸。一方、晴明が予見する未来は…/『光る君へ』24話イメージイラスト/南天
ついに、まひろは宣孝を夫として迎え入れた/『光る君へ』25話イメージイラスト/南天
左は検非違使別当姿(仕事着)右は狩衣姿(プライベート)の藤原公任。中宮・定子のそばに控えるききょうの衣装は女房装束(仕事着)/『光る君へ』特別編イメージイラスト/南天
道長の娘・彰子の入内が決まり、裳着の儀が行われた。紫式部誕生もまもなくか/『光る君へ』26話イメージイラスト/南天
再会したら抱き合わずにはいられなかった道長とまひろ/『光る君へ』27話イメージイラスト/南天
「あなただけは私の心をわかってくれる」中宮・定子と清少納言の絆/『光る君へ』28話イメージイラスト/南天
幼い賢子は宣孝のことを覚えていてくれるだろうか/『光る君へ』29話イメージイラスト/南天
左上から「あきこ」のひとり、道長の妻の明子、ドラマでは「寧子」と称された道綱母、父の役職が由来の赤染衛門/『光る君へ』特別編2イメージイラスト/南天
命を賭して雨乞いの儀式を執り行う安倍晴明と従者・須麻流/『光る君へ』30話イメージイラスト/南天
まひろの喜びや悲しみ、全ての経験と知識が物語として結実する/『光る君へ』31話イメージイラスト/南天
「俺が惚れたのは、こういう女だったのか 」と感慨にふける道長。火災騒ぎの最中、一条帝と彰子の心が通った/32話イメージイラスト/南天
ついに登場、中宮・彰子付き女房ズ!そこに加わったまひろに、道長は女房の必需品、檜扇を贈ります/『光る君へ』33話イメージイラスト/南天
中宮・彰子は「そなたの物語だが、面白さがわからぬ」とまひろに率直に問いかける。一方出世した惟規(高杉真宙)の言動はちょっと心配/『光る君へ』34話イメージイラスト/南天
帝「いつの間にか大人になっていたのだな」彰子「ずっと大人でございました」/『光る君へ』35話イメージイラスト/南天
帝の御子を懐妊し、まひろから漢学を学び始めた中宮・彰子。その父・道長は、まひろに歌で祝われてご機嫌/『光る君へ』36話イメージイラスト/南天
敦成親王を抱いて幸せそうな中宮・彰子、その母・倫子。一方、清少納言は宮中で噂の「光る君の物語」を読む/『光る君へ』37話イメージイラスト/南天
「源氏の物語を恨んでおりますの」とまひろに怒る清少納言、道長は敦康親王の元服を急ぐ/『光る君へ』38話イメージイラスト/南天
伊周、惟規がこの世を去る。元服を迎える敦康親王の運命は?/『光る君へ』39話イメージイラスト/南天
一条帝崩御。多くの人物の運命が変わる。とりわけ中宮・彰子、蔵人頭・行成の胸中は激しい。/『光る君へ』40話イメージイラスト/南天
新時代の到来を予感させる妍子の迫力!平為賢の登場。まひろの筆は時代とどう切り結んでいくのか/『光る君へ』41話イメージイラスト/南天
まひろの言葉に、道長の思いが溢れて涙に……『光る君へ』42話イメージイラスト/南天
賢子の失恋、倫子の本心、物語の良心・実資『光る君へ』43話イメージイラスト/南天
見上げる望月は、道長とまひろが結ばれたあの夜と同じ……『光る君へ』44話イメージイラスト/南天
まひろは旅立ち、道長は出家を決意/『光る君へ』45話イメージイラスト/南天
政治家としてたくましく成長した隆家、再会を果たした周明の運命は?/『光る君へ』46話イメージイラスト/南天
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  2. 考察『光る君へ』46話 矢を放つ勇猛な隆家(竜星涼)に、あの時の若造の面影はない。まひろ(吉高由里子)「刀伊の入寇」に遭遇、歴史の過渡期を目撃!

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