「毎朝のスムージーとダンス」、マルシアさんが太らない理由。
撮影・天日恵美子 スタイリング・西ゆり子 ヘア&メイク・木村美和子 文・長谷川未緒
“毎朝作るスムージーといつでも踊れる気持ちがスタイルキープに 役立っていると思います。”
今年、芸能活動35周年を迎えるマルシアさん。昔からずっとスリムだが、最近、変化を感じているそう。
「今55歳で、中年太りというものを初めて味わっています。特にお腹のあたりですね。ホルモンバランスの変化などいろいろなことが起きてくる年齢でもございます。これからは気をつけないといけないなぁ、と」
肉や炭水化物が好きで、基本的には食べたいものを食べているが、この半年ほど特に舞台の稽古中は、食事をスムージーに置き換えている。体が軽いと集中力が増し、よく動けるそう。
「朝は腹持ちがいいバナナと、栄養価の高いアボカドが定番です。昼はブラジル原産のスーパーフルーツ、アサイーを入れて疲れにくく、夜はビタミンCたっぷりのフルーツで作ると、お肌がトーンアップする気がいたします。入れる食材の色を揃えると失敗がありません。赤と緑のものを混ぜるとグレーになって、飲む気がしない(笑)」
ジム通いはしていないが、時間を見つけてはなるべくウォーキングをしている。毎晩必ず湯船に浸かり、体がゆるんだところでストレッチを入念に行うのも日課だ。運動不足を感じたら、昔から好きなダンスで解消。30分くらい音楽を流しっぱなしにして、好きなように体を動かす。汗をびっしょりかいて、気分もすっきりするという。
次はマルシアさん、近いうちにテニスにチャレンジしたいそう。
「やったことがないので、やってみたい。若いときと違うのは当然ですし、その年齢の美しさがあるけれど、がんばらないと老けていきます。知らないことに興味を持って、ポジティブに取り組んでいきたいですね」
[ダンス]
サンバやサルサなどラテンミュージックがかかると自然に体が動くというマルシアさん。
「ブラジルでは週末にホームパーティーをすることが多く、シュラスコとサンバが定番です。みんな楽しく踊りますよ」
[手作りスムージー]
朝は緑、昼は赤、夜は黄色と色を意識してスムージーを作る。「どんなスムージーにもレモンは必ず入れます。ビタミンCが摂れるし、味も引き締まっておいしいですよ」
(朝)アボカド、バナナ、小松菜、レモン、はちみつ
(昼)いちご、ブルーベリー、クランベリー、アサイー、レモン、はちみつ
(夜)オレンジ、グレープフルーツ、レモン、パイナップル、はちみつ
+これに豆乳やアーモンドミルクを加える。
鉄分が豊富! 冷凍アサイーピューレ(プレーン)
『クロワッサン』1121号より
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