花と自然を満喫できる首都圏の5つのガーデン。
新緑の眩しさと咲き誇る花のどちらも楽しめる今。東京と近郊の花の名所、野鳥に会える場所をずらりと。
\今の時季ならでは!/広々パークで開花リレーを楽しむ。
東京・立川|国営昭和記念公園
フラワーリレーで、華やぎがさらに増す季節。
立川市と昭島市にまたがる、総面積180ヘクタールにもおよぶ広大な国営公園。春は3月の菜の花から始まり、桜、チューリップ、藤、つつじ、これから5月にかけてはカモミール、ネモフィラ、ブーケガーデンの花畑、花菖蒲と開花リレーが続く。レンタサイクルや園内を回るパークトレインで移動しながら散策しても。
●東京都立川市緑町3173
TEL.042・528・1751
季節により異なり、4月〜9月は、有料区:9時30分〜17時(土日祝日〜18時)、無料区:8時30分〜18時 年末年始、1月第4月曜とその翌日休
一般450円
https://www.showakinen-koen.jp
東京・調布|神代(じんだい)植物公園
毎年恒例、開花の最盛期に〝バラフェスタ“を開催。
園内には約4800種類の植物が。春は1万2000株のつつじと、シンメトリックに設計された庭園に植栽された約400種類、5200株のバラが咲き誇る名所として知られる。
バラの最盛期に「春のバラフェスタ」(5月8日〜6月2日)を開催。早朝開園、バラを一望できるカフェテラスも登場予定。
●東京都調布市深大寺元町2・5丁目、深大寺北町1・2丁目、深大寺南町4・5丁目
TEL.042・483・2300 9時30分〜17時(本園入園16時まで。大温室・水生植物園〜16時30分) 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始休
一般500円
https://www.tokyo-park.or.jp/park/jindai/
ナチュラリスティックガーデン
東京・稲城|HANA・BIYORI内 ピート・アウドルフ ガーデン東京
ガーデン好き注目の新スタイル。
世界的なオランダ人ガーデンデザイナーのピート・アウドルフ氏が日本で初めてプロデュースした庭園。その地に合った宿根草などを使い、最盛期の姿だけではなく、四季の移ろいも含めた〝自然本来の美〞を追求する庭は、ガーデン好きも注目。3月には同パーク内に天然温泉を有する「花景(かけい)の湯」も誕生。心身ともに癒やされる場に。
●東京都稲城市矢野口4015・1(よみうりランド遊園地隣接)
TEL.044・966・8717 10時〜21時 不定休(4月25日、5月22日・23日休)
一般800円(「花景の湯」同時利用は別料金)
https://www.yomiuriland.com/hanabiyori/
バラ
東京・西ヶ原|旧古河庭園
洋館とバラが織りなす風景は一枚の絵のよう。
鹿鳴館やニコライ堂などを手掛けた英国人建築家・ジョサイア・コンドル設計の洋館と、春バラが咲く庭園の取り合わせは絵画のよう。幾何学模様に刈り込まれた庭には約100種類、200株のバラが香り立つ。見頃の時期に合わせてさまざまな催しを開く人気の「春のバラフェスティバル」は、4月26日から6月30日まで。
●東京都北区西ヶ原1・27・39
TEL.03・3910・0394
9時〜17時(最終入園16時30分。5月10日〜12日は8時開園) 年末年始休
一般150円※洋館は別途
https://www.tokyo-park.or.jp/park/kyu-furukawa/
千葉・八千代|京成バラ園
絵画のようなロマンティックな世界。
バラの作出でも有名。整形式庭園、自然風庭園、宿根草と合わせたアルテミスの花園などに1600種類、1万株を植栽。バラの個性に合わせてアーチ、パーゴラ、ポールなどで仕立て、優美に演出。5月上中旬から6月上中旬まで見頃が続く。
●千葉県八千代市大和田新田755
9時〜18時(〜6月30日) 4月〜5月は無休 ローズガーデン一般1,800円(6月まで)
※営業時間・休園日・入園料は季節で異なる
https://www.keiseirose.co.jp/garden/
『クロワッサン』1116号より
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