サプリに美容液、スリーピングマスク…寝ている間にキレイを更新する睡眠美容のコツ。
「キレイの土台は睡眠」と言う睡眠コンサルタント・友野なおさんに、美しくなれる睡眠のコツを聞きました。
撮影・久々江 満 イラストレーション・木村友美 文・恩田貴子
寝ている間にキレイを更新、睡眠美容をはじめよう。
“美肌は夜つくられる”という言葉をよく耳にするが、では実際に睡眠は、どのように肌に作用しているのだろうか。
「肌のターンオーバーを促す成長ホルモンは、その7割が睡眠中に出るといわれています。成長ホルモンは、天然の美容液。不足すると肌の乾燥やくすみ、しみなどのトラブルが起こるという報告もされているんですよ」
そう話すのは、睡眠コンサルタントの友野なおさん。しかし、睡眠時間はただ長ければいい、というわけではないのだそう。
「成長ホルモンが主に分泌されるのは、寝始めの3時間。浅い眠りがダラダラ続いたり、眠りが途切れてしまうと充分に分泌されないので、睡眠環境を整えて眠りの質を高めることが大切です」
できれば0時までには入眠し、睡眠時間は7~8時間が理想的だ。
「強い抗酸化作用を持ち、成長ホルモンの分泌を促す睡眠ホルモン、メラトニンの分泌のピークは、午前2時~3時。0時までに入眠すれば2つのホルモンの分泌のピークが重なるため、さらに美容効果がアップします」
とはいえ忙しくて充分な睡眠時間が取れない日や、眠れない日もあるはず。
「心配しなくても大丈夫。1~2週間のスパンで帳尻が合えばいいんです。眠れないときはコスメや香りの力を借りるのも手。眠ることをがんばりすぎず、楽しむ気持ちを持つことも、質のいい睡眠につながっていくはずです」
□ 入眠後3時間はしっかり眠る。
□ できるだけ7時間眠る。
□ 睡眠を楽しみな時間と捉える。
まずは睡眠の質にこだわる。
「40~50代の女性は特に睡眠時間が短いため、リラックス効果の高い香りやサプリメントなどを取り入れて、質のいい睡眠を取るように意識してほしい」と、友野さん。最近では麻に含まれるフィトケミカルの一種で、緊張をほぐすなどの効果があるといわれる成分、CBDも話題だ。
サポートするアイテムがあるという安心感も睡眠にいい影響を与えるのだそう。お守りとして取り入れて心地よく眠り、美肌を手に入れよう。
インナーケアで睡眠の質をアップ。
[サプリメント]
眠りにまつわる悩みをまとめてサポート。
59種もの栄養素を持つスーパーフード、石垣島ユーグレナと、植物性乳酸菌K-1を配合。睡眠の質を改善し、起床時の疲労感を軽減。おなかを整える効果もうれしい。機能性表示食品。
おいしく飲んで睡眠と肌をダブルで底上げ。
コラーゲントリペプチドとGABAの力で、肌のうるおいと弾力を維持しながら、睡眠の質の向上もサポートする機能性表示食品。ほのかなピーチ風味で、そのまま飲めるポーションタイプ。
就寝前の〝飲む美容液”でリラックスタイム。
セントジョーンズワートやバレリアンなど緊張の緩和や睡眠を促す10種類の厳選したハーブエキスを配合した、休息のためのサプリメント。好みのドリンクに混ぜたり、そのまま舌に垂らして摂取して。
快眠の大敵、ストレスをGABAで撃退。
大麦乳酸発酵液GABAを配合。精神的なストレスを和らげ、睡眠の質を向上させることで肌弾力の維持を目指す機能性表示食品。ベルガモット ラ・フランス風味。
リラックス効果に期待が高まる新成分。
[CBD]
CBDをインした国産果汁使用のナチュラルグミ。
初めての人も取り入れやすい、食べておいしいCBD含有のグミ。含有量は、1粒あたり約20mg。緊張して眠れないときなどに、キャンディのようにゆっくり口の中で溶かしながら食べてみて。
心身のリラックスと眠りを手助け。
CBDは日本の規定を満たす商品を選びたいが、こちらは安心の非大麻由来の国産CBD製品。CBD濃度10%のオイルには、ビタミンEなども入り抗酸化作用にも期待。そのままでも、飲み物に混ぜても。
お手軽にサプリで。休息のための成分を。
1日2粒の摂取で、12mgのCBDが摂取できるサプリメント。さらに3種類の休息成分、L-テアニン、GABA、ネムノキ成分も心地よい眠りと目覚めをアシスト。日本製で、CBDのファーストステップにおすすめ。
好きな香りでリラックス。安眠への導入剤に。
[香り]
枕にシュッをナイトルーティンに。
心身の緊張をほぐすラベンダーやカモミール、眠りのための自然な香りセダーウッドなどをブレンド。スムーズな入眠と、すっきりとした目覚めの両方にアプローチする。
眠りを妨げない静かなディフューザー。
静音性が高く、睡眠を邪魔せず香りを寝室じゅうに広げる。眠りをサポートするシリーズのオイルは眠りのタイプ別に4種。