くらし

バゲットが止まらない!特大有頭アカエビのオレンジ色に輝くアヒージョ。

デザイナー、アートディレクターで釣り好きが高じてレシピ本まで出版した、大垣友紀惠さんに、とっておきの魚レシピを教わりました。
  • レシピ・大垣友紀惠 撮影・岩本慶三 料理製作・水橋美紀
エビの"みそ"が濃厚な味の決め手。オイルに溶け出しやすいよう、ハサミで頬の左右に切り込みを入れる。

【下ごしらえ】
刺身用の有頭アカエビを4匹使う。
エビの腰を曲げ、殻と殻との間から背ワタを抜く。
前から4本目くらいから後ろの長い脚、腹肢の先、ヒゲを短く切る。
流水で全体を洗う。
左右のガニ(エラ)の部分に指を入れ、砂などがあればこすり洗う。
ボウルに3%の塩水を作り、3分間こすり洗う。その後、ボウルの水を3回くらい替えながら、エビについた塩分を洗い流し、キッチンペーパーでしっかり水けを拭き取る。
キッチンペーパーを数枚敷き、エビを置く。
塩と黒こしょうをふり、敷いたキッチンペーパーで包み、冷蔵庫で15分置く。

【作り方】
エビの頬の左右にハサミで切り込みを入れ、みそを出やすくする。
にんにく1かけをみじん切りにする。
フライパンにエキストラバージンオリーブオイル150mlを入れ、弱火にかけ、にんにくを加える。
1分経ったら火を強くしてエビを入れる。
蓋をして加熱。途中でエビをひっくり返す。
ほぼ熱が通ったら、蓋を取り、フライパンを揺する。オイルがエビのみそを溶け出させるようなイメージで。オイルがオレンジ色に輝いたら出来上がり。
小口切りの九条ねぎを加え、余熱で火を通す。味見をして必要ならば塩こしょうで味を調える。バゲットを添えて。

大垣友紀惠

大垣友紀惠 さん (おおがき・ゆきえ)

デザイナー、アートディレクター

千葉県生まれ。デザインの第一線で活躍中。魚を釣って食べる趣味が極まり、『一生幸せになれる料理147 お魚イラストレシピ大百科』刊行。

『クロワッサン』1081号より

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