老け見えパーツを今こそ!本気のハンドケア。
春の敏感シーズン、取り入れてみたい話題の美容法。
撮影・中島慶子 イラストレーション・ヤマグチカヨ 構成&文・薄葉亜希子
「ふっくらとした手肌をつくるには水分を味方につけて」と、美容家の瀬戸口めぐみさん。ハンドクリームの前にミストを吹きつけることで肌が潤う土台を柔らかくし、浸透のよい状態に整える。さらに、
「クリームをせっかく塗るなら〝のばしグセ〟をつけましょう。手の甲から手首、指のつけ根から指先と外に向かってなじませます。毎回のことですから、続けると効果の差は歴然。さらに透明感を出すには、美白成分入りクリームや美容液のラップパックを。時間があるときはゴマージュしてから行うとより効果が上がります」
冬で乾燥が進んだ手肌をいたわるべく、攻めのケアの始めどき。
(毎日)塗り方に工夫して “シワのばし”。
(1)手の甲から手首に向かって、アイロンをかけるイメージで手のひら全体でのばす。
(2)指はつけ根からくるむように指先まで。手と指どちらも外側に向かってのばすのが秘訣。
(週1回)ラップパックで “くすみ払い”。
(1)美白効果のあるクリームを厚めに塗ってティッシュをのせ、ミストをつけて水分補給。
(2)ティッシュの上からラップを巻きつけて7〜8分。ふっくらとした透明感のある手に。
美容成分たっぷり! 便利な温泉水ミスト。
顔や手肌にシーンを選ばずに使えるミスト。乾燥や毛穴、皮脂悩みを抱える肌を穏やかにうるおす。
擬似バリア膜が手肌をガードして守る。
濃厚なテクスチャーで手あれを繰り返す肌もしっかりと保湿。高密着ながらつけた後の膜感は柔らか。
『クロワッサン』1064号より