頚椎を動かして、スマホやパソコンで失われた前弯カーブを取り戻す。
関節の動きが悪くなると、筋肉や他の関節に負担がかかります。もちろん背骨にも。
関節を自分で揺らすように動かして、本来の動きを取り戻す方法を紹介します。
鍼灸師であり指圧師の石垣英俊さんに教わります。
関節を自分で揺らすように動かして、本来の動きを取り戻す方法を紹介します。
鍼灸師であり指圧師の石垣英俊さんに教わります。
撮影/岩本慶三 文/石飛カノ モデル/北川リサ スタイリング/高島聖子 ヘアメイク/村田真弓
頚椎を動かし、前弯カーブをとりもどす。
7つの椎骨が連なり、前方向にカーブしているというのが頚椎の正しいポジション。ところが、スマホやパソコン作業でこのカーブが失われてストレートネック、さらには後ろ側にカーブを描いてしまうこともある。
そこで、頚椎の椎骨を繋ぐ椎間関節を動かして本来のカーブを取り戻す。上部、中部、下部と3か所くらいのポイントに指を当てて頚椎を動かそう。
(頚椎)モビリゼーション
椅子に浅く腰かけて背すじを伸ばす。首の横に左右の手を当てて、人差し指から小指までの4本指で頚椎を挟むようにし、支点をつくる。
【横】
斜め後ろから見たときの指の位置。人差し指から小指の指先で頚椎を挟むように。
↓
そのまま指を支点にし、頚椎を後ろに向かって反らせる。上半身はまっすぐ保ったまま、首だけを動かすこと。無理のない範囲で。
斜め後ろから見たときの首を反らす角度。頚椎だけを反らせて視線と顎を上に向ける。
『Dr.クロワッサン 痛みとコリをすっと消す、自分でできる整体』(2020年4月28日発行)より。
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