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いつものそうめんがガラリと変わる、簡単スパイス料理【山田英季さんのレシピ】

香りが変われば、いつもの料理の印象もガラリと変わる。スパイスをもっと自由に普段使いするための初級編。

撮影・小林キユウ 文・葛山あかね

そうめん+バジル

いつものそうめんがガラリと変わる、簡単スパイス料理【山田英季さんのレシピ】
これからの季節にぴったり。「ドライタイプのバジルなのでめんつゆに漬けて香りを開かせて」。黒こしょうも絶妙なアクセントに。
これからの季節にぴったり。「ドライタイプのバジルなのでめんつゆに漬けて香りを開かせて」。黒こしょうも絶妙なアクセントに。
いつものそうめんがガラリと変わる、簡単スパイス料理【山田英季さんのレシピ】
これからの季節にぴったり。「ドライタイプのバジルなのでめんつゆに漬けて香りを開かせて」。黒こしょうも絶妙なアクセントに。

めんつゆと相性良し!和風ジェノベーゼ。

【材料(2人分)】
トマト1個
きゅうり1/2本
松の実大さじ3
そうめん3束
A[ドライバジル小さじ2、黒こしょう少々、オリーブオイル大さじ1、めんつゆ200ml]

【作り方】
1.トマトはいちょう切りに、きゅうりは千切りにする。松の実は細かいみじん切りにする。
2.ボウルに1とAを入れて冷蔵庫で30分ほどおく。3そうめんを茹でて冷水でしめ、器に盛り、2をかける。

もっと手軽にスパイス料理。

「日常的にスパイスを上手に使いこなそうと思ったら、スパイス味の料理にはしないこと。これがミソです」

スパイス使いに長けた山田英季さんの言葉に一瞬「そうなの?」と耳を疑いつつも続きを聞くと、「とくに日本人はスパイス感が強すぎれば途中で飽きてしまったり、食べづらかったりして、また作ろうとは思わないでしょう。だから、まずはスパイスそれぞれの個性を知ることから始めましょう」。

今回、教えてくれたのはおなじみの家庭料理。いつもの味にプラスするからこそ、スパイスの味や香りがよく分かるし、個性を知れば、スパイス料理の幅がもっと広がります。

  • 山田英季

    山田英季 さん (やまだ・ひですえ)

    料理家

    レストランでシェフを歴任後、料理家に。旅と食のwebサイト「andrecipe」主宰。近著『あたらしいおかず 家ごはんをも〜っとおいしく!』。

『クロワッサン』1045号より

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