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ちょい足し蒸し大豆ダイエット、5つの健康メリットと6つの続けるコツ

40代以降の女性のカラダに欠かせない栄養素が豊富に詰まっている大豆。なかでも「蒸し大豆」は幅広い料理に使うことができておすすめです。
毎日摂ることで、血糖値の上昇が抑えられ、健康的に痩せることができます。痩せて若返った医師、池谷敏郎さんが実践する「ちょい足し蒸し大豆ダイエット」のメリットをご紹介。

撮影・黒澤義教、岩本慶三 文・一澤ひらり

蒸し大豆5つの健康メリット 1 【痩せる。】

食事の最初に蒸し大豆を食べることにより、肥満ホルモンのインスリンの過剰分泌を抑え、痩せやすくします。満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぐので、ダイエットに効果的です。

蒸し大豆5つの健康メリット2 【血糖値の急上昇を緩和。】

食後血糖値の急上昇は酸化ストレスとなり、動脈硬化や血管の老化をまねきます。大豆は糖質が少なく、血糖の上昇を緩やかにする食物繊維、たんぱく質、脂質などが豊富です。

蒸し大豆5つの健康メリット 3 【骨を強くする。】

女性にとって加齢の大敵は「骨粗しょう症」。大豆イソフラボンが女性ホルモンのエストロゲンに似た働きで、骨からカルシウムが溶け出すのを抑制、骨密度の低下を防ぎます。

蒸し大豆5つの健康メリット 4 【免疫力アップ。】

免疫細胞の60〜70%は腸にあるといわれていますが、その腸内環境を良好に保つ食物繊維やオリゴ糖が大豆には多く含まれ、免疫細胞を活性化させるたんぱく質も豊富です。

蒸し大豆5つの健康メリット 5 【筋力アップ。】

大豆には筋肉のもとになるたんぱく質が豊富で、適度な運動によって筋力アップが可能です。加齢によって筋肉量が減少し、身体機能が低下するサルコペニアも予防します。

ちょい足し蒸し大豆ダイエット、5つの健康メリットと6つの続けるコツ

市販の蒸し大豆を使って、毎日飽きずに食べられるメニューを。

蒸し大豆は封を開けてそのままヨーグルトにのせたり、みそ汁に入れたりと、便利な食材です。ほっくりとほのかな甘みは毎日食べても飽きません。

蒸し大豆 毎日飽きずに続ける 6つのコツ 1 【そのまま食べられる。】

蒸し大豆は水煮に比べて栄養分の損失が少なく、大豆の旨みと甘みがぎゅっと凝縮されています。ドライタイプなので、つまんですぐに食べられ、腹持ちがよく満足感も得られます。

手のひらにのせてもべとつかず、ナッツのように気軽につまめて食べやすい。
手のひらにのせてもべとつかず、ナッツのように気軽につまめて食べやすい。

蒸し大豆 毎日飽きずに続ける 6つのコツ 2 【肉の代わりに。】

大豆は“畑の肉”と言われるほど植物性の良質なたんぱく質が豊富です。しかも肉より低脂質なので、肉の一部を大豆に置き換えればヘルシーで、大豆の豊富な栄養も摂取することができます。

(上)豆腐と蒸し大豆を合わせて餃子のタネにすればヘルシー。(下)ピーマンの肉詰めに潰した蒸し大豆を詰めればカロリー減。
(上)豆腐と蒸し大豆を合わせて餃子のタネにすればヘルシー。(下)ピーマンの肉詰めに潰した蒸し大豆を詰めればカロリー減。

蒸し大豆 毎日飽きずに続ける 6つのコツ 3 【料理にちょい足しできる。】

蒸し大豆なら袋からそのままふり入れられて、すぐに調理に使えます。ヨーグルトにトッピングしたり、いろいろな料理にちょい足しすればいいだけなので、とても便利。手間をかけずに栄養価もアップし、いいことずくめです。

加熱されているので、サラダにふりかけたり、オムレツの具材に加えたり、スピーディに調理ができます。
加熱されているので、サラダにふりかけたり、オムレツの具材に加えたり、スピーディに調理ができます。

蒸し大豆 毎日飽きずに続ける 6つのコツ 4 【飲み物にも。】

ミキサーに野菜や果物と一緒に蒸し大豆を入れて撹拌すれば、大豆のコクや風味が加わって、おいしいスムージーができます。肌のためにも毎朝飲んで、カラダの中からケアしましょう。

スムージーに蒸し大豆を加えるだけで、栄養バランスがさらによくなります。
スムージーに蒸し大豆を加えるだけで、栄養バランスがさらによくなります。

蒸し大豆 毎日飽きずに続ける 6つのコツ 5 【あらゆる年代に。】

大豆にはたんぱく質、ビタミン、ミネラルをはじめ、イソフラボン、レシチン、サポニンなど数多くの成分が含まれています。子どもから高齢者まで幅広く、毎日食べてほしい食材です。

蒸し大豆は袋の上から手やお玉で簡単に潰せるので料理の幅も広がります。
蒸し大豆は袋の上から手やお玉で簡単に潰せるので料理の幅も広がります。

蒸し大豆 毎日飽きずに続ける 6つのコツ 6【保存食として。】

近年、日本各地で頻発する自然災害。食料の備蓄は切実です。蒸し大豆は常温で保管できるので、保存食に最適です。そのまま食べられ調理もしやすいので、常にストックしておきましょう。

蒸し大豆を常備していれば、イザというときにも大助かりです。
蒸し大豆を常備していれば、イザというときにも大助かりです。
  • 池谷敏郎

    監修

    池谷敏郎 さん (いけたに・としろう)

    池谷医院院長 医学博士

    内科、循環器科の専門家として、テレビや雑誌など多方面で活躍中。著書に『医者がすすめる“大豆ファースト”』(主婦の友社)など。

『Dr.クロワッサン ちょい足し蒸し大豆ダイエット』(2019年4月22日発行)より。

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