粉ふきや角質、乾きやすい足とかかとの悩み解消術。
皮脂分泌の少ないすねやかかとは体の中でも乾きやすく、かゆみや角質肥厚も伴うのが悩ましいもの。おすすめのケア法や日常生活での見直しポイントをウォブクリニック中目黒 総院長の髙瀬聡子さんとハンズ・オン主宰、井上由美さんに教わって紹介。
撮影・黒川ひろみ イラストレーション・ヤマグチカヨ 文・薄葉亜希子
粉ふきや角質、足の悩み解消術。
【オイルパック】の集中ケアは足冷えにも効果あり。
体の中で最も冷えやすい足。冷えによる血行不良はさらなる乾燥を招く原因にもなるため、オイルで温めるようにマッサージを。
「油分が吸収されると体温が上がる効果があります。オイルはたっぷりと塗ることがポイント。乾燥しすぎてオイルが浸透しにくい場合は、まず化粧水で皮膚を柔らかくしてから、オイルを手のひらで温めて軽くマッサージするようになじませます」(井上さん)
【柔肌入浴剤】で潤いを守り、 カサつき予防。
お湯が乾燥を招いてしまうことは前述のとおり。そこで入浴法も見直したいもの。
「寒い時季はお風呂の温度を上げてしまいがちですが、肌の乾燥には高い温度はNG。38〜39度のぬるま湯にゆっくり浸かるようにしましょう。乾燥肌の人は潤いを逃さないよう、保湿タイプの入浴剤を使うのも効果的」(髙瀬さん)
話題の【潤いサプリ】で賢く内外ケアを。
肌の潤いとは本来体の内側から生まれるもの。インナーケアで必要な栄養素を補うことも大切だ。手軽に摂れるサプリメントは忙しい大人女性の強い味方。
「ヒアルロン酸は水分を保ち、乾燥しにくい肌に育ててくれます。荒れが気になるときはビタミンB2 やB6を。また良質な油を摂ることも意識して」(髙瀬さん)
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