からだ

血流が悪いと感じたら生活の見直しを。オンとオフのスイッチで自律神経の力を高める生活。

自律神経とは、緊張ややる気が高まる交感神経と、心も体もゆるやかになる副交感神経を指します。
2つが交互にバランスがとっていれば、毛細血管も自然に増えていくはずです。
  • 文:韮澤恵理 イラストレーション/秋葉あきこ(構造図)、ヤマグチ・カヨ 

[ 自律神経の理想のリズム ]

交感神経と副交感神経は交互に優位になることで体のバランスをとる機能。どちらもしっかり働くのが大切。

【切り替わりのメリハリ】
交感神経と副交感神経は交互に優位になる。この切り替わり方にメリハリがあるほうが、健康的です。トータルにパワーがあり、2者のバランスがとれて、どちらかに偏らないことも大切。

昼間は全体的には交感神経優位。途中の休憩や入浴、呼吸などで副交感神経優位な時間を作る。

夜は全体的に副交感神経優位。就寝直前まで交感神経が高まっていると、睡眠にも影響するので、しっかり副交感神経が優位になるように。

昼は交感神経優位で、夜は副交感神経優位がいい

自律神経は体の2大制御機能で、交感神経と副交感神経からなります。交感神経は心と体を活動的にし、緊張を保てる状態にする神経で、一方副交感神経はリラックスして体を復活させる状態にする神経です。この2つのバランスをとることで健康を維持できます。

一日の流れで見ると、起床から昼間は交感神経優位で積極的に活動し、夜から睡眠中が副交感神経優位になって、体のメンテナンスが行われ、脳や心は一休みするのが自然なサイクルです。

昼間も、交感神経優位が続くと、緊張によって血流が悪くなったり、脳が疲れてしまうので、90分サイクル程度で、緊張をゆるめ、自律神経の波を作ることも大切です。このリズムが乱れると、睡眠中にも脳が休めず、体の再生などに支障をきたしやすくなります。

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