鮮やかなピンクのリップがバブルの頃のまま…メイクの失敗談にプロがアドバイス。
撮影・黒川ひろみ マンガ・小迎裕美子 イラストレーション・山中玲奈 文・古屋美枝
私は見た! 『’80年代のような彩度の鮮やかなピンクのリップ』
「電車の中で髪型やメイクがバブル時代で止まっている50代くらいの女性を発見! 前髪をグルンと巻いて、斜めにチークを入れ、青みがかった鮮やかなピンクの口紅をつけていらっしゃいました。特に口紅は、ここ数年で買ったものとは絶対に思えないパールの入り方で、バブル感を強調していました。口紅の重要性を実感し、時代に取り残されないためにもせめて口紅だけはこまめに新製品を買おうと決心しました」(T・Mさん/45歳・看護師)
[レイナさんのアドバイス]
新色のコーラルピンクを重ねづけすれば間違いなしです。
リップの色と質感は時代を物語るので、とりあえず新色をつけておくのが時代遅れにならないコツ。
「なかでも、チーク同様、コーラルピンクのリップは、どんなときでも好感度の高い便利アイテム。落ちないティントリップをつけてから口紅をつけると、お直しを気にしなくても長時間美しいリップをキープできます」
やせてきた唇をボリュームアップするには、リップペンシルが活躍。3アイテムを揃えて、若々しいリップメイクを楽しんで。
〈口紅〉
肌なじみがよく、なめらかな質感のコーラルピンクの口紅。うるおい感があってシアーな発色で、パール感がないものがおすすめ。
〈リップティント〉
長時間、口紅を落ちにくくするリップティント。口紅と同じコーラルピンクを選んで。下地としてつけておくと健康的な唇がキープできる。
〈リップライナー〉
唇の立体感を演出する、できるリップライナー。ピンクベージュは輪郭をさりげなく修正でき、どんなリップにも合わせやすい。
レイナさん●メイクアップアーティスト。多くの女優やモデルから指名をうける。著書は『いくつになってもキレイになれる』(主婦の友社)など。完全予約制、プライベートメイクレッスンも行っている。
『クロワッサン』1015号より
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