虻川美穂子さんにも驚きの効果が。自宅でできる簡単小顔マッサージ。
撮影・森山祐子 スタイリング・野田奈菜子 ヘア&メイク・木下庸子(プラントオパール) 文・菅野綾子
顔の体幹“唇”を鍛えることが小顔への近道。
’15年に第一子を出産し、仕事に育児に大忙しの毎日を送るお笑い芸人の虻川美穂子さん。自分のケアにかける時間はほとんどなく、たるみは年々気になるばかりと言う。そんな虻川さんのお悩みに、パーソナルフェイストレーナーの木村祐介さんが答えてくれた。
虻川美穂子さん(以下、虻川) 年を重ねるにつれて、たるみやフェイスラインのもたつきが気になってきました。年のせいと諦めているのですが、今からでもなんとかなるのでしょうか?
木村祐介さん(以下、木村) なります。顔の筋肉を鍛えるだけで、たるみが改善し、誰でも小顔になれますよ。
虻川 具体的にどこの筋肉をどのように鍛えたらいいんですか?
木村 一番大切なのは唇です。ダイエットをする上で欠かせないのは体幹を鍛えることですが、顔の体幹は唇にあると思ってください。顔の表情を司り、小顔の要となる表情筋はほぼすべて唇に向かって伸びているので、リフトアップや引き締めのためには唇の筋力を鍛えることが何よりも重要なんです。
虻川 なるほど。
木村 唇を「う」の形にしてキュッと締めるだけで、目尻や唇周辺の筋肉が引っ張られるのを感じませんか?
虻川 (唇を「う」にして……)確かに。これだけでもけっこう苦しいです。
木村 唇を締めることを徹底すると、皮膚が骨にフィットするかのようにハリが出始めます。でも意識しないと、日本人はへの字口になりがちなんです。
虻川 確かに、基本への字口で生きてます……(笑)。
木村 表情筋はおでこから首の間に存在し、縦方向に使うとスムーズな動きになり、横方向に使うと緩みやすいという性質を持っています。だからへの字口のように横に動かすクセがついていると、ハリが失われてしまうんです。
虻川 なるほど〜。たるみが改善されて小顔になったら、健康面にも何かいいことがあるんでしょうか?
木村 あります。顔の筋力を鍛えると、顔が前に出なくなるんです。頭が前に倒れるのを防ぐために肩にかかっていた負荷がなくなるので、当然肩こりもよくなりますよ。
虻川 それはうれしいですね。
木村 今から簡単にできる小顔マッサージをいくつかお伝えするので、それを習慣にしてみてください。すぐに目に見える効果が表れるはずです。
虻川 見た目も変わって体もラクになるなら、ぜひ試してみたいです!
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