オイルの摂り方を変えれば、体の中から元気になる、若返る。
約37兆個といわれる細胞の膜を作っているのも、ホルモンを作り出すのも、実はオイル。発酵食をプラスしてもっと賢く使いましょう。
撮影・岩本慶三 文・越川典子
「オイルを変えると、60種類の病気が改善されると言われています」と教えてくれるのは、オイリストの地曳直子さんだ。とくに、今、国内外で注目されているのが、必須脂肪酸であるオメガ3系と6系の脂肪酸バランス。
「それが崩れると、心血管系疾患や脳梗塞などのリスクが高まることがわかってきました」(下表参照)
脂質異常が出がちな40、50代のため、最新のオイル学を教えてもらった。
相反する作用の3系と6系は、このバランスこそが大事!
1.オメガ3系の代表的オイル。α-リノレン酸の一部が体内でEPAに変換される。アマニ油 91g 1,600円(亜細亜食品 TEL.03-3960-8111)
2.同じくオメガ3系の代表的オイルで、EPAとして体内で機能する。有機食用えごま油 180g
1,800円(亜細亜食品)
3.γ-オリザノールとビタミンEたっぷりの米油は、抗酸化力が大。SANWAコメーユ(国産原料こめ油) 450g 1,200円(三和油脂 TEL.023-653-3021)
4.オレイン酸やフィトケミカルが豊富。カスティージョ・カネナ エキストラバージンオリーブオイル 250g 2,500円(ユーロパス TEL.075-706-9228)
5.えび塩麹
6.赤玉ねぎ酢
7.スパイス味噌
8.グリーンソース
9.大豆クリーム
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