パーツ美容研究家としても活躍中の金子エミさんは現在40代後半、2児の母でもある。多くの撮影に起用されてきた美しい手は健在で、年齢を感じさせず若々しい。
「乾燥肌なので、モデルの仕事を続けるには肌の水分量を上げなければと思い、20代の頃からローションによるハンドケアを始めました」
ボディローション(化粧水)をスプレーボトルに入れて持ち歩き、一日に何度も両手にたっぷり噴霧する。夏はミネラルウォーター「7」対ローション「3」の割合で薄めるなど、季節に合わせたひと手間も。クリームによるケアも日常的に行い、指の付け根の間や関節のしわの中まで、マッサージをかねて行き渡らせる。
「朝の水仕事の後と夜寝る前の一日2回、試してみてください」
日常のケアに加え、たまにするのがティッシュとポリ手袋を使った保湿パックや、スクラブケア。
「角質が居座っているとローションなどが浸透しにくいので、スクラブケアでよい循環に変えていきます。ケア前にストレッチをすると手が温まり、なじみやすくなります。血行が悪いと栄養が届かず乾燥もしやすくなるので注意してください」