「これ、すごくおいしそう!」
「どのフレーバーにしようかな」
器の上に並んだ、色とりどりのお菓子を前に、自然と声があがる。
ある週末の昼下がり。小暮徹さんとこぐれひでこさん夫妻の自宅に、気の置けない友人たちが集まった。スタイリストの近田まりこさんと山本ちえさん、そしてパーソナリティのクリス智子さん。それぞれ、とっておきのおやつを持ち寄っての、お茶の時間だ。来客の多い小暮家では、日々のおやつも、こうした際の手みやげが多いのだという。
近田さんの今日のセレクトは『アンダーズ 東京』の、6cmほどの“エクレア スモール”。山本さんは青山『アン グラン』の小さなケーキ“ミニャルディーズ”。2人とも、店で見かけて以来、気になっていたものの、なかなか買う機会がなかったのだという。
「高級スイーツって、自分のためだけにはあまり買わないけれど、皆で集まる時にはぴったり。これは見た目も華やかだしね」と、2人が口を揃える。
クリス智子さんの手みやげは、最近、知り合いに教えてもらったという、フランスの『パスカル・ル・ガック』のチョコレート。「智子ちゃんは、いつもおいしいチョコレートを持ってきてくれるの」と、ひでこさんが教えてくれた。