栄養価が高いとはいえ、豆だけでは不足する栄養素も。それを補うため、佐藤さんが豆と一緒に摂ることを勧めるのは、ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンC、ビタミンDの、ビタミントリオ。
「ビタミンAとCには、骨や血管に害を及ぼす活性酸素を取り除く抗酸化作用が。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるほか、免疫活性などにも関わっています」
ビタミンAとCはブロッコリーやパプリカといった緑黄色野菜に多く、いずれも豊富なβ-カロテンが体内でビタミンAに変換される。一日120g(小鉢約2つ分)を食べる目安に。ビタミンDが多いのは鮭やイワシといった魚類、舞茸などのキノコ類。どちらも一日1回は食卓にのせたいもの。