くらし

【クローゼット編】眠っている服をなくすため、数えて整理。

部屋が乱れてしまうのは「出しっぱなし」が多いから。無理なく、使ったものをすぐに元に戻せる整理整頓法を整理収納アドバイザー。の井田典子さんに教えてもらいました。
  • 撮影・青木和義 文・嶌 陽子

寝室にあるウォークインクローゼットには、夫婦2人分の服がゆったりと収められている。毎日は洗濯しないパジャマなどの置き場も作っているため、クローゼット内が乱れる心配はない。

以前は、衣替えのたびに罪悪感を感じていたという井田さん。

「着ないのに持っている服がたくさんあって、ストレスでした」

10年ほど前に持っている服を種類別に数え、客観的に把握。そのおかげで不要なものが処分でき、今は1アイテムにつき5点という形に落ち着いた。

「5点なら覚えていられるので、衝動買いも防げます。古くなったら処分し、新しく買い足します」

一目瞭然にして、服選びを楽に。

ジャケットやシャツを吊るしてすぐ選べるように。オフシーズンの服は奥のほうに吊るす。

1.たためるもの(くつ下、Tシャツ、下着など)
結婚当初から使っている和箪笥を置いて。セーターもここに収納。

2.自分の服
ジャケットやシャツなど、吊るせるものはここに。見やすく選びやすい。

3.オフシーズンの衣類
たためる服は衣装ケースに収納。「1人1箱ずつ」と枠あを決めて。

4.室内着ほか
脱いだパジャマと翌日着る服を交互に入れる。ほかにエプロンなど。

5.オフシーズンの衣類

6.夫の服
スーツやワイシャツ、休日用の上着など。ラックに収まるだけ持つ。

4-1 自分

4-2 マフラーなど

4-3 エプロン

4-5 夫

1アイテムにつき5点。 写真を撮って管理。

衣替えの時にスマホで写真を撮っておけば、買い物の際に組み合わせを考えられるので便利。

井田典子(いだ・のりこ)●整理収納アドバイザー。主婦の視点を生かした実践的な整理・収納術が好評。著書に『心と住まいが整う「家事時間」』(マガジンハウス)など。

『クロワッサン』994号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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