くらし

【LDK編】井田式整理整頓法、家族全員が集まる場所は「わかりやすく」

部屋が乱れてしまうのは「出しっぱなし」が多いから。無理なく、使ったものをすぐに元に戻せる整理整頓法を整理収納アドバイザーの井田典子さんに教えてもらいました。
  • 撮影・青木和義 文・嶌 陽子

●日頃の行動に合わせて 置き場所を決める。

食事をしたり、家事をしたり、仕事をしたり。LDKは、井田さんが一日の中で最も長い時間を過ごす場所。「ここで何をするか」や生活動線に合わせて置き場所を決めると、無理なく元に戻せる。

「食器棚は食器だけをしまうといった思い込みを捨てて、すぐ近くで使う文房具なども。そうすれば出し入れが面倒でなくなります」

文房具は仕切りを賢く活用。

文房具は種類別に仕切り用ケースに。家族の誰もがひと目でわかり、元に戻しやすい。

1.頻度の高いものは手前に
よく使うはさみや爪切りなどは手前に。置き場所は定期的に見直す。

2.種類別に保管
1ケースに1種類とすると、数の把握もでき、増え過ぎを防げる。

リビングの一角にバッグや書類を保管。

外出時と帰宅時の動線や、ダイニングで仕事をすることを考え、バッグや書類はここに。

1.おでかけバッグ
自分と夫、2人分のバッグ。帰宅時は中身を空けてからここに戻す。

2.子どもの記録
3人の子どもたちの学校の書類、小遣い帳や手紙など思い出のもの。

3.夫婦の思い出のものなど
2人のアルバムや夫婦で交わした手紙など。封筒は捨て、中身のみ。

4.自分の思い出アーカイブ
昔つけていた主婦日記や掲載された雑誌。棚に収まる分だけ。

5.現在使用中の書類、アルバム
家電の取扱説明書や家の資料、最近の写真を入れるアルバムなど。

●ひと目で把握できるから、 家族全員が元に戻せる。

家族で共有するものが集まるリビングスペース。誰もが楽に元に戻せるよう、定位置をしっかり決め、一目瞭然の状態にしている。

「遊びにくる4歳の孫も喜んでおもちゃを元の場所に戻しますよ」

読みかけの新聞をダイニングテーブルに置くと次々とほかのものも置かれ、散らかることに。それを防ぐため、一時置き場を確保した。

ソファ下に手作りのおもちゃ入れ。

和箪笥の引き出しにキャスターをつけて作った孫のおもちゃ入れ。種類別にクッキーの缶に分けて。

サイドワゴンを雑誌や 新聞の一時置き場に。

ソファ横のワゴンには、読みかけの雑誌や新聞を。引き出しはリモコン入れ。

「お出かけ5点セット」を定位置に。

ひとつの引き出しの中に、外出の際に持っていく財布、名刺入れ、手帳、眼鏡、スマホを入れて。定位置を決めれば忘れない。

1.名刺、診察券、ショップカードなど
必要に応じて「お出かけ5点セット」に追加して外出先へ持っていく。

2.緊急時の持ち出し書類など
税金関連の書類、公共料金の書類など。その年の分だけをとっておく。

薬箱は使わず、引き出しに収納。

薬類はテレビ台の引き出しに収納。内服薬の蓋に薬の名前を書くなど、上から見た時にすべてわかる状態にしておく。

1.外用薬
ストックを持ち過ぎないよう、ここに入るだけと管理を徹底。

2.内服薬
使用期限を過ぎていないか、時々チェック。余った処方薬は処分。

3.マスク
箱から出してバラしてしまうと、かさばらず、在庫もわかりやすい。

4.カイロ
1シーズンで使い切れるよう、お徳用大箱は買わないと決めている。

井田典子(いだ・のりこ)●整理収納アドバイザー。主婦の視点を生かした実践的な整理・収納術が好評。著書に『心と住まいが整う「家事時間」』(マガジンハウス)など。

『クロワッサン』994号より

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