くらし

【プロに任せる】夫と、家族と、時にはプロに。家事シェア、飛田和緒さんの場合。

すっきりと素敵な暮らしを送る人にも、家事を上手に回すまでのストーリーがありました。3つの物語、参考にしてください。
  • 撮影・徳永 彩 文・一澤ひらり

ハウスクリーニングを頼んで家事が楽になり、気持ちにも余裕が。

月に1度の窓掃除は、白洋舍のハウスクリーニングにお願いして、すっきり透明感のあるガラス窓に。

窓掃除もレンジフードもプロに任せて、きれいをキープ。

都内のマンション住まいから神奈川県下の海辺の町に居を移して14年。料理家の飛田和緒さんにとってスタジオでもある自宅の、「全面窓みたいな」リビングからの眺望は大きな喜びであり、日々の営みの原動力にもなっている。それでも意識せざるを得ないのが加齢。

「50歳を過ぎてから家事が億劫になってきたんですよね。それまではパッと動いて何でもできたのに、だんだん体の機敏さがなくなって、一軒家を管理するのも大変になってきました。朝から玄関周りの落ち葉を拾い、ゴミ出ししてゴミステーションをちょっと掃除したり、家周りのことをいろいろやらなくてはいけないでしょう。以前はそれも楽しんでやっていたんですけどね」

と、飛田さん。何よりも重荷に感じたのが窓拭きで、これは専門のプロに頼もうと考えた。

月1でプロに掃除してもらえば、年末の大掃除も必要なし。

「海辺なので砂混じりの風がちょっと吹いただけで、すりガラスみたいになってしまうんです。台風や嵐の後は木の葉や塩がべったりくっついて、それを落とすのが大変だし、ここで仕事もしているので景色が見えないような窓のままにはしておけない。月1回でいいからプロにお願いできないかなって思うようになったんです」

いつもクリーニングの集配で来てくれている白洋がハウスクリーニングを取り扱っていて、窓掃除だけでも頼めると知って利用し始めたのが5年前。今は月に1回2時間ほど、窓掃除、レンジフード、水回り、床掃除など、その時々で気になっているところを重点的に頼んでいるという。

「汚れが気になる所を月に1回プロの方に掃除してもらえるっていうのは、気が楽になっていいですよ。トイレもお風呂もレンジ周りも自分でそれなりにはやっているけれど、月1で徹底的にやってもらうときれいになるので、リセットされるんですよね」

あとはその状態をキープするだけでいいし、年末の大掃除をする必要もない。何よりストレスがなくなったのがうれしい、と飛田さん。

「自宅で料理の仕事をしていていろんな人が出入りするので、知らない人が家を掃除するということに、私の場合あまり抵抗感はなかったんです。人手を借りてきれいにしてもらえるメリットのほうが大きいですよね」

ふだんは掃除が行き届かないレンジフードも、プロなら徹底的に。
窓掃除に使うプロの道具。スクィージ、万能クリーナー、シートなど。
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