【シンプルライフ研究家のマキさんに教わる】“きちんと丁寧”に憧れはあるけれど。がんばらない家事のコツ。
ひとりでがんばっても限界がある、掃除や片づけ。夫や子どもたちと生活のルールを決めて協力を求め、心身が軽くなったマキさんが5つの極意を披露!
撮影・柳原久子 文・室田元美
みんな自分で準備してくれるから、忙しい朝がラクになった。
夫、2人の娘に「自分のことは自分で」と割り振っているマキさん。
「子どもたちは成長に応じてできることが違ってくるので、親はそれを見ながら任せていくといいのかな」
10歳の長女は、ラックにかけたハンガーから自分で服を選び、組み合わせて着ることができるが、6歳の次女はマキさんが引き出しに用意した服をそのまま着るのがやっと。それでも朝の忙しい時間に子どもの服を選んで着せなくていいのは大助かりだそうだ。
「子どもたちが協力しやすいように、下準備をしたり工夫することは必要でしょうね。おもちゃの収納場所を1カ所にまとめて片づけやすくしたり。朝食も落としても割れない木のワンプレートに盛れば、食べたあと子どもが自分でシンクまで運べるし、何度も往復せず一度ですみます」
子どもだからといって特別扱いしすぎない。できることはそれぞれがやる。信頼し合っていっしょに暮らす心地よさが、住まいからも伝わっている。
子どもがいるとおもちゃなどでゴチャゴチャしそうなダイニングやリビングも、整然と。「子ども用の戸棚などを設けて、使ったものは元に戻す、をルールにしています」
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