【あさりのスンドゥブチゲ】川津幸子さんが教える、だしと具材が絶品の鍋。
この具材とこの煮汁なら間違いない。鍋にはそんな、黄金のコンビネーションがあるのです。
撮影・青木和義 スタイリング・渡邊美穂 文・新田草子
《あさりのスンドゥブチゲ》最初にキムチと豚肉を炒め、コクを出すのがポイント。
【材料】
あさり(砂抜き済み)200g、豚バラ薄切り肉150g、おぼろ豆腐または絹ごし豆腐1丁、白菜キムチ150g、にら1/2束、酒1/4カップ、A[水2カップ、しょうゆ大さじ1、砂糖大さじ1/2]、にんにく1かけ、卵1〜2個、ごま油適量、コチュジャン適宜
【作り方】
1. あさりは殻と殻をこすり合わせて洗い、鍋に入れて酒を加え、蓋をして中火で蒸し煮にする。貝の口が開いたら取り出し、蒸し汁を茶こしで漉して砂を取り除いておく。
2. 鍋にごま油大さじ1を熱してキムチを炒め、豚肉も入れて炒めたら、Aとあさりの蒸し汁、にんにくのすりおろしを加える。
3. 沸騰したら豆腐を少しずつすくいながら加え、あさりを戻し入れてひと煮立ちさせる。仕上げに3〜4cm長さに切ったにらをのせ、卵を割り入れ、ごま油少々をたらす。器に煮汁ごと取り分け、好みでコチュジャンを添える。
川津幸子(かわつ・ゆきこ)●料理家。手早くおいしい、毎日作っても負担にならないレシピにファン多数。著書に『100文字レシピ』シリーズ、『あの味が自分でできる くいしんぼレシピ』ほか。
『クロワッサン』988号より
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