くらし

【タイプ診断付き】チャートで導きます、 5つのタイプ別節約術。

  • 撮影・青木和義 文・石川理恵 イラストレーション・かざまりさ

A:節約空回り型

マメな性格が裏目に! 節約しているつもりが、隠れたムダを生んでいる。

[ どんなタイプ? ]
節約に努力を惜しまず、不足がないようストックも。

割引シールや、セールが大好き。1円でも安い金額で買いたいから、スーパーに行くときは底値をチェックしたり、冷凍食品は半額の日にまとめ買いしたり、お得のための買い物パターンが決まっている。

週末のお出かけのときなどは、なるべくクレジットカードを使ってポイントを貯めているほか、作り置きブームに乗って会員制のスーパーマーケットでお得サイズの食材を買っては、冷凍保存をする努力も。

晩ごはんのおかずにしても、日用品にしても、足りなくなるのは不安だし、主婦としてどうかなと思うので、抜かりなく気をつけている。家計簿もマメにつけているけれど、忙しくて忘れる日が続くとやる気が失せてしまう一面が。ああ、家計を切り盛りするって大変だな……と、思うようにいかなすぎてそろそろ息切れしそう。

[ 何がよくない? ]
「安く買う」に意識が向きすぎている。

すごくがんばっているのに、「いくらで買うか」が最優先になっているのが、このタイプの最大の問題点。節約の手段がお得な買い方一辺倒だから、結果として、余計なものを買ったり、使い切れなくてムダを出したりしている可能性が高い。たとえば、1個で買うより3個セットがお得だからといって、数の多いほうを選んでいると、トータルの消費ペースが上がり、月の支出は増えることに。買い置きや冷凍食品も、なければないで、なんとかしのげるはず。「お得かどうか」ではなく、「必要か不要か」で選ぶように意識改革を。また、変動費の節約に偏りすぎると、力尽きたときに一気に家計が崩れがち。個別の値段ばかりに気を取られず、支出全体の把握を心がけて、月単位、年単位で考えていこう。

[ 節約に向けた処方箋 ]
買わない選択を増やしながら固定費の見直しも図る。

このタイプは、節約のために努力ができる人だから、目先を変えればすぐ貯金体質になれる! まずは買い物をしないと不安、ストックがないと不安という心のクセを修正するために、あえて「買い物をしない日」を作り、「あるもので代用する」という工夫の力を育てよう。たとえば、週に1〜2回は冷蔵庫整理の日にする、街で配られたポケットティッシュを使い切るまでボックスティッシュを買わないなど、あくまでもゲーム感覚で大らかに取り組むのがおすすめ。節約は、楽しく向き合うのが長続きするコツだ。

また、月単位、年単位で支出を下げるには、固定費の見直しにトライ。マジメな性格ゆえに、もしもに備えて保険に入りすぎていないかチェックを。家族構成や収入にもよるが、生命保険料は手取り月収の5〜8%以内が目安だ

そもそもお金を貯めるためには動機が必要。「安く買う」のはあくまで手段であり、何のためにそれを実践するのか、目標を明確にすること。ケース4の人は、夫婦ふたり暮らしで共働きができるうちに、住宅ローンの繰り上げ返済を目標にしても。ケース1の人は、家事をがんばるのはいいことだけれど、自分の時間も充実させるために、自己投資の割合を増やすことを目指して。節約したお金を何に使いたいか、しっかり考えていこう。

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