テーブルや床のゴチャゴチャ解消、壁面を収納空間に変えるヒント。
出したままになりやすいが、しまい込むと不便な小物や雑貨類こそ、飾って片づける壁面収納の活用を。アイテムと方法を紹介します。
撮影・徳永 彩(KiKi inc.) 文・薄葉亜希子
置いたままになりやすい衣類は「はしご」や「フック」を中間地点に。
定位置を決めにくく、置き場に困るのが着ていた衣類や日常使うバッグ類。まだ洗濯に回さないが、脱いですぐタンスにしまうのもためらわれ、結果、置きっ放しに……。
「そんなとき、“中間地点”があると部屋が散らかるのを防げます。おすすめは壁に立てかける収納用のはしご。衣類などをはしごにそのままかけるだけでなく、S字フックを使えば、バッグやキーホルダーなど細かいものの置き場所にもなります」
はしごの選び方としては、収納を目的に家具としてつくられた専用のものを選ぶこと。
「軽くて動かしやすいものが多く、寝室や玄関などどこに置くのにも便利。また専用のものはおしゃれなデザインが多くて選ぶ楽しさも。壁面の広さに応じて、はしごのほかにフックや小棚を組み合わせることで、より収納力もアップできます」
黒田美津子(くろだ・みつこ)●インテリアスタイリスト。Laboratoryy代表。『Hanako』記者を経て各誌でインテリア記事を執筆・スタイリング。広告や住宅、店舗などの空間ディレクションも手掛ける。
『クロワッサン』982号より
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