【試食レポート】ハイアット リージェンシー 東京で開催中の”スイーツの魔術師”ジル・マルシャルのフェア。
写真・文 クロワッサンオンライン
5つ星のさらに上、最高級クラス「パラス」の称号を誇るパリの「ホテル・ル・ブリストル・パリ」でシェフ・パティシエを務め、2011年には「世界の優れたパティシエ10人」にも選ばれた、フランスの”スイーツの魔術師”ジル・マルシャルさん。
ただいま、ハイアット リージェンシー 東京で、3回目となる「ジル・マルシャル フェア」が開催中。
今年は「カフェ」「ラウンジ」「ペストリー」でさまざまなスイーツを提供しています。
2Fの「カフェ」で味わえるのは、秋をテーマにしたコース仕立てのスイーツセット。モンブラン風の栗のスイーツが”メイン”を飾る珠玉のコースです。
まずはアミューズのクリームブリュレ。バニラが香るブリュレの上に、ブラジル産のコーヒー豆などを生クリームに浸しカリブ産のチョコレートと合わせたヴェールを重ねた、ねっとりと濃厚な一品。
続いて驚きのプレゼンテーションとともに運ばれてきたのは、濃厚なアミューズの”お口直し”にもなるさわやかな柑橘のスイーツ。
なぜ驚いたかというと……。
ドライアイスのスモークとともに登場するから!
このスモーク、単に見た目の華やかさのためだけに使われているのではありません。ドライアイスが入ったイエローの水には本物のレモンの皮が入っていて、そこから生じる蒸気には、爽やかなシトロンの香りを運ぶ役割もあるんです。
シナモンなどのスパイスが香るクランブルのさくさくとした食感ともにいただくライムを効かせたクリーム。添えられたレモンのソルベの酸味もさわやか!
そして、ついにこのコースのメインとも言える「 グランデセール」が登場。
こちらは秋らしいフランス産の栗を使ったモンブラン風のスイーツ。濃厚なマロンのパルフェと、カルダモン風味のオレンジのソルベとの組み合わせも新鮮です。美味しいだけでなく見た目も華やかで、トップパティシエの技術と創造性を感じる一品。
これにプティフールとコーヒーまたは紅茶がついて、サービス料、消費税込みで4,158円。提供時間は14:30〜17:00までです。
今回は特別に、ロビーフロアのペストリーショップでテイクアウトできる、「タルト クール サクレ」(キャラメル色)と「フィーヌ シャンパーニュ」(ブラックチョコレート色)も試食。
プルーンやアーモンドクリーム、ミルクチョコレートなどを重ねキャラメルでコーティングした「タルト クール サクレ」は、今回いただいた中ではトップレベルに甘い一品。これぐらいしっかり甘いと「外国のお菓子だ」と実感できるので、今日いちばん「フランス」を感じたスイーツかも。
ビターなカカオの香り豊かな「フィーヌ シャンパーニュ」は、プラリネ風味のバタークリームが濃厚な甘さ控えめの大人スイーツ。つややかなグラッサージュのコーティングも華やか。
このほか、1Fの「ラウンジ」には「ジル・マルシャル アフタヌーンティーセット」も登場。
カヌレやフィナンシェなどの焼き菓子のほか、オペラやエクレアなど色とりどりのスイーツ、生ハムなどもついて、4,752円(サービス料・消費税込み)。ドリンクは20種類以上から選べます(※前日までに要予約)。
ペストリーショップでは、三日前までに要予約の「ケーク エキゾチック」や、前述した「タルト クール サクレ」「フィーヌ シャンパーニュ」のほか、フランス菓子の定番「オペラ」、秋らしい「シャルロットマロン」などもスタンバイ。世界のトップパティシエによるスイーツをテイクアウトで味わえます。
9月14日〜17日は来日中のジル・マルシャルさん本人が「カフェ」でお客様をお出迎え。気さくな”スイーツの魔術師”とともに、三連休は新宿で至福のティータイムを楽しんでみては?
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