イベントの企画提案や商品プロデュースをする会社を経営している花井典子さん。エクセルで家計簿をつけていた時期もあったが、最近は多忙により断念。また始めたいと、口座連携やWeb版もある「マネーフォワード」を選択。
「現金の出費のほか、アマゾンやヤフーと連携できるのもいいですね。ネットでの買い物の比率が高く、ワインはヤフー、そのほかの小物はアマゾンと決めているのですが、いくら使ったか明細がきてからびっくりすることもしばしば。アプリなら両方同時に支出額がわかり、そのまま家計簿にも項目として分類されるので便利です」
そう話す花井さんが心がけているのがメリハリのあるお金の使い方。普段ムダ使いはせず、必要なもの、いいものには惜しまずに使う。
「今は会社として人脈を広げ、いろいろ手がけていきたい時期なんです。そのため趣味費や交際費は多少かかっても仕方がないかなと。とはいえ、全体のバランスのなかで偏りすぎていないかどうかが気になるところです」
1カ月間アプリを試した結果、支出の割合は、1位 住宅費、2位 自動車費、3位 趣味・娯楽費。ここまでは予想できたが、4位の食費の多さに驚いたそう。
「その分、豊かな時間が過ごせていると思うので自分ではよしとしていますが、買い物するお店の選び方やポイントカードの活用など、よりお得に使えるようになるといいんでしょうね」と振り返り、「グラフで見せられると気が引き締まりますね」。
そして今回、いちばんの反省はうっかりかかってしまった駐車場代。バスで行けば200円のところを駐車場代に5200円もかかってしまった。
「こういうムダ使いが本当にもったいないですよね。アプリで記録すると余計に悔しさが残るので、次は気をつけようという気持ちになります」
反省点はありつつも、まずまず納得した使い方ができていると花井さん。
「アプリで確認できると安心ですし、心強い。よりムダなく効果的な使い方をして節約にもつながればと思います」