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グループトークのモヤモヤを解決、LINEならではの文章術。

ママ友や習い事仲間の情報共有に便利な、LINEのグループトーク。便利さを享受しつつ、無用なトラブルを起こさない、大人の使い方を考えました。

撮影・岩本慶三 文・古屋美枝

《事例 4》個人間トークで渡したデータをグループ経由で外に拡散されてしまった。

《個人間+ママ仲間》頼まれて作っていたバザーのチラシが仮に仕上がったので、仲良くしている友だちに個人LINEで送ったところ、勝手にグループメッセージで広められてしまった。まだ学校やPTA会長などの許可も取っていない状態で、大人数に他のSNSでシェアまでされてしまい、大変なことに。
《個人間+ママ仲間》頼まれて作っていたバザーのチラシが仮に仕上がったので、仲良くしている友だちに個人LINEで送ったところ、勝手にグループメッセージで広められてしまった。まだ学校やPTA会長などの許可も取っていない状態で、大人数に他のSNSでシェアまでされてしまい、大変なことに。

Aさん 『まだ承認が下りていないから他に出さないで』というつもりで「とりあえず」という言葉を使ったんですが、拡散されてしまって大変なことに。

大野さん 「とりあえず」の意味を汲んでもらえなかったんですね。LINEでは曖昧な表現は避けないといけません。「提出前なので他の人には見せないでね」と明確に書くべきでしたね。

Cさん 「できれば」とか「あとで」など、つい使ってしまいがちです。

大野さん 「できればお返事ください」など、やんわり言うと大抵来ません。ちゃんと「この日までにお返事ください。無理ならご一報を」とはっきり言うのがお互いのためです。「あとで」なども人によって感じ方が違うので、使わないほうがいいですね。

大野萌子(おおの・もえこ)●メンタルアップマネージャ。日本メンタルアップ支援機構代表理事、産業カウンセラー。『言いにくいことを伝える技術』(ぱる出版)など、著書は多数。

『クロワッサン』975号より

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