約80年ぶりに第4の新カテゴリーが登場! ルビー色のチョコレートが本格展開をスタート。
スイスに本社を置くグローバルチョコレートメーカーであるバリーカレボー社の日本法人、バリーカレボージャパン株式会社は、ダーク、ミルク、ホワイトに次ぐ、第4のカテゴリーのチョコレートとして開発したルビーチョコレート「RB1」のプロフェッショナル向け(業務用)の販売を開始し、今秋を目処に日本で本格展開をスタートさせる。
チョコレートの新カテゴリーの登場は約80年ぶりで、バリーガレボー社が13年の歳月をかけて開発に成功。ベリー系の材料は一切入っておらず、一般的に栽培されているカカオから、ルビーチョコレートにできるカカオだけを独自の技術で選り分け、加工。無着色で天然色のルビーチョコレートが完成した。
今回のルビーチョコレートの新商品発表・先行試食会では、東西二大パティシエである、辻口 博啓シェフと小山進シェフが登壇。
ルビーチョコレートを見た時の率直な感想を聞かれると、
「2年前から発売の噂を耳にして、すぐにサンプル依頼をかけた。とにかくびっくりしたが、すぐに何かを作りたくなって、頭の中でイメージが膨らんだ」(小山シェフ)
また、パティシエ業界への影響については、
「みんな興味を持っているし使いたいはず。可能性に満ちたチョコレートですね」(辻口シェフ)とそれぞれ語った。
今回の発表会では、辻口シェフと小山シェフがルビーチョコレートを使ったショコラがふるまわれ、辻口シェフはギフト提案として、サラミのように見える「ソシソンショコラ」を開発。ルビーチョコレートの酸味を活かし、お酒にぴったりな大人の味わいに。
小山シェフは「エチオピアンルビー」と名付けたボンボンショコラ。フルーツとしてのカカオ、コーヒーを提案したかったと語り、ルビーチョコレートとエチオピアのシングルオリジンコーヒーを組み合わせたなめらかなショコラが振舞われた。
味わいは最初はなめらかな口どけ、後からほのかな酸味が効いてくる、新鮮な口当たりだ。
ルビーチョコレートの今後の展開は、7月からプロフェッショナル向けの予約を開始、10月から発売を開始。今年の冬からバレンタインにかけて、ルビー色のショコラが店頭を彩るはず。
パティシエたちがルビーチョコレートを使ってどんな提案するか、想像しながら楽しみに待ちたい。
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