【男女トラブル編】離婚・ 男女トラブルの解決策は千差万別だ。
撮影・西邑泰和、松本幸子 イラストレーション・内田尚子 執筆 回遊舎・(酒井富士子・番場由紀江・尾崎寿子)、 鈴木弥生
「不倫」や「婚約破棄」には慰謝料の支払い義務が発生することがあります。
ちょっとした言い争いだったのに気がついたら大きなトラブルになっていたり、軽い気持ちでやったことが想像以上の大騒動になってしまったり……。男女トラブルの多くは、ささいなきっかけが原因であることも多い。しかし、いったんトラブルとなってしまったら、後戻りはできないのが男女関係のやっかいなところ。ましてや慰謝料といった話になったらエスカレートする一方だ。 昔もいまも、男女トラブルといえば多くの人が一番に思い浮かぶのは不倫だろうが、最近は国際離婚や事実婚、高齢者の恋愛など、その内容は良くも悪くも多彩になってきている。だからこそ、広く情報を入手しておくことは、自分や身内がトラブルに巻き込まれたいざというとき、きっと役に立つに違いない。
男女トラブルには、こんなことがある!
▼不倫
男女トラブルの中でも、最も人生に影響が大きい不倫。離婚する・しないに関わらず、毅然とした対応が必要だ。
▼婚約破棄
結婚の予約である婚約を破棄したら、ペナルティは当然。とはいえ、そのためにはいろいろな要件がある。
▼高齢者の恋愛
人生100年時代となり、高齢者の恋愛トラブルも増加している。家族関係にヒビが入らないように対応しよう。
▼国際離婚
国際結婚が珍しくなくなったということは、国際離婚も起こる。手続きは日本人同士以上に慎重に進めたい。
▼事実婚
ポリシーを持って事実婚を選ぶ人も増えている。そのためには、法律婚との違いをしっかり理解しておこう。
『クロワッサン特別編集 身内がトラブルに遭ったときの手続き』
— マガジンハウス 編
定価:880円 (税込)
本書では法テラスのデータを元に、特に40代?60代の女性の相談が多かったにトラブル実例を紹介。
それをケーススタディとして、法律的に適切な対処法をレクチャーしていきます。
まさに「困ったときの法頼み」。一家に一冊必携です。
監修:
田中晴雄(たなか はるお)さん/弁護士
早稲田大学法学部卒。昭和62年に弁護士登録。平成10年に田中晴雄法律事務所を開設し、代表を務める。平成16年日本弁護士連合会事務次長に就任。平成25年~29年9月まで日本司法支援センター常務理事。相続、交通事故、離婚、債務整理、不動産トラブル、企業法務などの案件に取り組んでいる。
太田晃弘(おおた あきひろ)さん/弁護士
平成16年に弁護士登録。平成18年に法テラスのスタッフ弁護士となり、岐阜県へ赴任。司法過疎地での弁護士業務に取り組む。平成22年から東京パブリック法律事務所で司法アクセスが困難な高齢者・障がい者の案件に取り組む。平成24年に法テラス東京法律事務所に所属。社会福祉士・精神保健福祉士。
編集協力:日本司法支援センター(法テラス)、独立行政法人国民生活センター、 新宿区福祉部高齢者支援課(新宿区役所高齢者総合相談センター)、 悪質商法評論家 多田文明、武蔵野大学教授 佐藤佳弘
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