くらし

【巻き方動画付き】春から初夏まで重宝する、ストールのポイント。

素材やサイズ、あるいは色にこだわれば長いあいだ使えるアイテムがストール。ひとつ持っておくと、おしゃれのアクセントに。
  • 撮影・荒木大甫 スタイリング・田内玲子 文・一澤ひらり
<120×220cm>まるで羽衣のように薄くあえかなアクアブルーのリネンストール。空気をふくませてふわっと巻けば透け感がいっそう増して、いつものスタイルが一気に春らしく。麻特有のシャリ感も軽やか。リネン100% 2万8000円(モガ TEL:03-6861-7668)
<70×200cm>カシミアとシルクを混紡した素材で、カシミアの滑らかな肌触りとシルクの上品な光沢を併せ持ち、フォーマルな装いにも最適。シトロンの発色もきれい。カシミア60%・シルク40% 1万6500円(ミーアンドカシミア/サーキュレーション TEL:06-6568-9615)
<65×180cm>4つの生地が中心で継ぎ合わさるように織っているため、装いに合わせた巻き方で色のトーンや表情を変えられる。海島綿の中でも最高級の品質「V-135」を使用し、その柔らかい感触が心地よい。コットン100% 2万8000円(和光 TEL:03-3562-2111)
<150×150cm>とろけるような手触りのモダール(ブナの木材パルプから生産されるエコロジーな素材)で、艶やかなフーシャピンクとシアーな質感が女性らしさをより引き立てる。モダール100% 2万円(アルテア/アマン TEL:03-6805-0527)
<132×152cm>インドでサリーを作ってきた会社が設立したブランドのストール。コットンとシルクを混紡した素材で、レースをあしらったエレガントなアイテム。コットン80%・シルク20% 2万3000円(ヴィンテージ シェイド/ショールーム セッション TEL:03-5464-9975)
<102×203cm>繊細に編み込まれた美しいレースで、モダールストールの縁を彩るように配置。巻き方によって生地とレースの見え方が異なるので、その微妙な変化を楽しめる。モダール100% 2万8000円(ヴィンテージ シェイド/ショールーム セッション)
<135×185cm>上質なモダールの柔らかさとシルクの光沢を伴った、ラグジュアリーな一枚。ストーンウオッシュ加工を施し、むら染めをしたシックな風合い。モダール85%・シルク15% 2万7000円(ファリエロサルティ/ユナイテッドアローズ六本木ヒルズ店 TEL:03-5786-0555)
<70×200cm>適度なハリとコシがあり、サラッと肌に馴染む風合いが魅力のリネンストール。ネイビーの爽やかな涼感が初夏に向けてコーディネートのアクセントに一役。リネン100% 1万4000円(マリアーニ/ユナイテッドアローズ六本木ヒルズ店)
<70×200㎝>チベット高原で丹念に採集した良質なカシミアだけで作られたストール。丁寧に織り上げられたカシミアは柔らかくて軽く、保温性も抜群。鮮やかなリボンレッドが顔まわりを華やかに。カシミア100% 2万円※参考価格(ミーアンドカシミア/サーキュレーション)

「春先は風をまとうような透け感のある薄手のストールが、冬の装いを軽やかにブラッシュアップしてくれます」
とスタイリストの田内玲子さん。おすすめは大判ストール。薄手のものならボリューム感もほどよく、ふんわりと首に巻いたときのドレープの美しさも際立つ。
「素材は上質なリネン、カシミアといった天然素材のものが肌触りや風合いもよく、肌に余計なストレスをかけません」
今季のシアーな素材の洋服に合わせて、パステル調の淡く優しいトーンの色味にすればモードなニュアンスが生まれる。
「大判ストールは巻き方を工夫して、スタイリングを楽しめるのも魅力ですね」

春から初夏まで重宝するストールのポイント

●サイズは大判のものを選ぶ。

●麻やシルクなど自然素材を使っている。

●パステル、あるいはビビッド色が春夏の服との相性が良い。

●透け感のあるものを選ぶとトレンド感も出る。

動画もチェック!

今回紹介したストールを例に、スタイリストの田内玲子さんがおしゃれに巻くコツを動画で紹介します。

田内玲子●小誌を始め、多くの女性誌で活躍する人気スタイリスト。

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

SHARE

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

人気記事ランキング

  • 最新
  • 週間
  • 月間