くらし

【ミスミノリコさんのお針箱】穴があいてもシミができても、「繕う」ことでもっと好きになる。

  • 撮影・小出和弘 文・後藤真子

ニットにあいた穴には羊毛でパンチングニードル。

お気に入りのニットに、ほつれや虫食いが原因で穴があいた。このまま着ると、引っ張られて穴がどんどん広がりそう。
使うのは羊毛(今回は未染色。色つきの羊毛でもよい)と極細のパンチングニードル、フェルティング用マット。
1. チャコペンで下絵を描く。「チャコペンは水で消えるものや日光で消えるものが市販されています」
2. 穴の下にフェルティング用マットを敷き、羊毛を少量(少しずつ行うのがコツ)下絵にあてる。
3. 羊毛の上からパンチングニードルをサクサクと刺していく。針は垂直に。羊毛を足して繰り返す。
4. 模様の輪郭をはっきりさせることを意識し、針で形を整えながら仕上げていく。
5. 必要なら、最後に余分な毛を糸切りバサミで切る。模様は穴よりかなり大きめに作るのがポイント。
穴を隠すためだったとは思えないかわいいワンポイントに。洗える素材なら、「一度洗濯すると羊毛がよりなじみます」
1 2 3 4 5
この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

SHARE

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

人気記事ランキング

  • 最新
  • 週間
  • 月間