【医療・介護編】衣・食・住をサポートする、お得な制度とサービス。
撮影・千葉 諭 文・島影真奈美
【介護割】遠距離で介護に通うことになったら登録して航空券をプライスダウン。
遠方に暮らす親の介護に役立つのが航空会社の「介護割引」(左表参照)。いずれも事前登録が必要で、料金は搭乗日によるが片道1万円以上の節約になることも多い。鉄道の場合、介護に特化した割引制度はないため、「えきねっとトクだ値」(JR東日本)など割引切符を上手に活用したい。
航空会社の介護割サービス
ANA 介護割引
満12歳以上で要介護または要支援認定された「二親等以内の親族」「配偶者の兄弟姉妹の配偶者」「子の配偶者の父母」に限り利用可能。
http://www.ana.co.jp/dom/fare/guide/kt/kt.html
JAL 介護帰省割引
要介護・要支援被認定者(介護を必要とする人)を介護する「二親等以内の親族」「配偶者の兄弟姉妹の配偶者」「子の配偶者の父母」が利用可能。
https://www.jal.co.jp/dom/rates/rule/r_kaigo.html
スターフライヤー 介護割引運賃
要介護・要支援被認定者およびその介護者(二親等以内の親族、配偶者の兄弟姉妹の配偶者、子の配偶者の父母)に適用。
http://www.starflyer.jp/fare/fare_list/nursing.html
ソラシドエア 介護特別割引
要介護・要支援被認定者および、その介護者が利用可能。介護者は要介護・要支援被認定者の「二親等以内の親族」「配偶者の兄弟姉妹の配偶者」「子の配偶者の父母」のうち2名までが対象。
http://www.solaseedair.jp/fare/price/nursing.html
風呂内亜矢(ふろうち・あや)●ファイナンシャルプランナー。一般社団法人みんなで作る良い行政サービス協会・主任研究員でもある。著書に『図解でわかる! 確定拠出年金』など。
『クロワッサン』966号より
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