アプリなしでも素敵な写真に! 渡辺有子さんのスマホカメラ撮影テクニック。
特別な加工アプリを入れる必要なし。スマホ本体が備えたカメラ機能を使いこなす達人に、簡単で効果的なコツを教えてもらった。
撮影・岩本慶三 文・河野友紀
画像が並ぶ様子もかわいい。SNS映えする写真はどう撮影している?
食べ物や雑貨を、明るい空間でチャーミングにとらえた写真が並ぶ、料理研究家・渡辺有子さんのインスタグラム。フォロワーは10万人以上、多いときは3000人以上の人から「いいね」が押される人気アカウントだ。
「始めたのは6、7年前。もともと写真は好きで一眼レフで撮っていたのですが、携帯電話をスマホに変えたのをきっかけにスマホカメラに切り替え、同時にインスタを始めました。“かわいい”や“おいしい”を人と共有できるのがおもしろくて、自分で見返しても絵日記のように楽しめます」
撮影時、最も大事にしているのは、何を撮りたいかを明確にすること。渡辺さんの場合、被写体の“かわいさ”だ。
「ひとつの皿の魅力を伝えたいときは、それ以外の要素は避けてその皿だけを撮る。逆に、器が点在している様子がかわいいなら、バランスよく配置し全体を撮ります。それに、撮りたいものがあっても、光が良くなかったり、望まないものが一緒に写り込むときは、撮ってもアップしない、または潔く撮影を諦めることも。その結果、並んだ写真に統一感が出る気がします」
ここでは渡辺さんがインスタ用の写真を撮るときのモットーを紹介。少しの気配りで、SNSの写真が変わる!
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