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なかしましほさんに聞く、食べたくなったら簡単に作れる自分のためのおやつ。

思い立ったときに少量ささっと作れる。初めての人にも作りやすい、素朴で飽きのこない美味しさのおやつです。

撮影・岩本慶三

素朴な美味しさのキャロットケーキ。

なかしましほさんに聞く、食べたくなったら簡単に作れる自分のためのおやつ。

もっちりした重量感のあるパウンドに、酸味のあるヨーグルトのクリームがさっぱりした味わいで調和する。

材料(18cmパウンド型 1台分)
卵(Lサイズ) 1個
きび砂糖 60g
太白ごま油 50g
無糖のプレーンヨーグルト 30g
にんじん 80g
A[薄力粉 100g シナモンパウダー 小さじ1/3 ベーキングパウダー小さじ1]
くるみ(ローストしたもの) 20g
クリーム(作りやすい分量)[生クリーム 80ml 無糖のプレーンヨーグルト 100g きび砂糖 20g]

準備
型にオーブンシートを敷く。オーブンは180℃に予熱する。くるみは粗く刻む。にんじんはよく洗い、フードプロセッサーまたは包丁で細かいみじん切りに(写真1)。クリーム用のヨーグルトは、コーヒーフィルターまたはざるにキッチンペーパーを敷いて1時間水切りする(写真2)。

1.くるみとにんじんは下処理をしておく。
1.くるみとにんじんは下処理をしておく。
2. クリームはヨーグルトの水切りがポイントに。
2. クリームはヨーグルトの水切りがポイントに。

作り方
1. ボウルに卵ときび砂糖を入れて泡立て器でよく混ぜる。卵がしっかりほぐれ、砂糖のざらざらがなくなればOK。

2. 1に太白ごま油、ヨーグルト、にんじんを加えてよく混ぜる。

ヨーグルト、ごま油、にんじんを加えて混ぜる。
ヨーグルト、ごま油、にんじんを加えて混ぜる。

3. Aを合わせて2にふるい入れる。ヘラでさっくりと混ぜ、粉が少し残っているところでくるみを加え、粉気がなくなるまで混ぜる。
※混ぜすぎると膨らみが悪くなるので、粉が見えなくなったら手を止める。

粉が少し残る状態でくるみを加える。
粉が少し残る状態でくるみを加える。

4. 型に流し入れ、180℃のオーブンで35分焼く。真ん中に竹串を刺し、べたべたした生地がつかなければ焼き上がり。オーブンから出し、型のまま網の上に置いて冷ます。

オーブンシートを敷いた型に流し込む。
オーブンシートを敷いた型に流し込む。

5. クリームを作る。ボウルに生クリーム、水切りしたヨーグルトときび砂糖を入れ、泡立て器でやわらかいツノが立つまで泡立てる。

やわらかいツノができるまで泡立てて。
やわらかいツノができるまで泡立てて。

6. ケーキを型からはずしゴムベラで上にクリームを塗る。

なかしましほ●料理家。東京・国立にある、ごはんのように毎日食べても飽きないおやつの店『foodmood』店主。書籍などでおやつやごはんのレシピを提案、映画や広告のフードコーディネートも。

『クロワッサン』960号より

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