片づけのやる気スイッチは、付箋を使えば簡単に入ります。
付箋を活用し頭の中を整理して、ダンドリをする。そのひと手間を身につければ、片づけのハードルが下がって行動しやすくなる。
撮影・小出和弘
「子どもの頃から片づけが苦手でした。結婚後、奮起して整理収納アドバイザー1級の資格を取ったんですが、初めての育児にいっぱいいっぱいになると家の中はまさに汚部屋状態になってしまったんです」と、その話が信じられないほど今はきれいに片づいた自宅で語る須藤ゆみさん。
そんな須藤さんが変わるきっかけが、料理研究家・浅倉ユキさん考案の「あな手帳術」との出合いだった。
「付箋と時間軸の入った手帳を使って、やるべきことと時間の使い方を可視化するこの方法を学び、今まで整理収納の知識や技術が生かせなかったのは、このダンドリが抜けていたからだと気づきました」
片づけなくてはと焦ってもどこから手をつけたらいいのかわからない。しなければならないことがいっぱいでやる気が起きない、こんな状態の人には特におすすめのこの方法、基本のテクニックと須藤さん流のアレンジまで、紹介していこう。
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