中東の宝石ドバイへの旅(2)
取材/文・斎藤理子
椰子の木を海の上に表現した、
アラビア湾に浮かぶ世界一の人口島。
砂漠の国というイメージが強いドバイですが、美しいアラビア湾に面しているため、実はビーチリゾートとしても有名。世界最大規模のウォーターフロント・プロジェクトが進行中で、「ザ・パーム・ジュメイラ」は月からも見えるという噂もある、世界最大の人工島です。
“パーム”という名前のとおり、椰子の木を模した島には、別荘やホテル、コンドミニアム、ショッピングモール、レストラン街、マリーナなどが続々とオープンしています。その中でも最大規模の高級リゾートホテルが「アトランティス・ザ・パーム」。
古代に海底に沈んだといわれる伝説の大陸“アトランティス”をテーマにしたこのホテルの部屋数は1539室。総面積46万㎡という広大な館内には、巨大水槽がある水族館や多種多彩なスライダーやプールがあるウォーターパーク、イルカと遊べるドルフィンベイなどがあり、ホテル全体が海のテーマパークのようです。
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