中東の宝石ドバイへの旅(2)
取材/文・斎藤理子
朝食メニューは12:30まで。それ以降は昼夜共通のグランドメニューになります。前菜からデザートまで、本当にバラエティに富んだラインナップで迷いますが、お店のおすすめに従い、まずはザクロ、コリアンダー、バジルがたっぷり入ったスペシャルサラダ(Dh48)と、ラム肉とご飯とスパイスを一緒に炊いたカプサラム(Dh56)を。
このカプサラムは日本ではめったにお目にかかれない料理ですが、これが驚くほどの美味しさ。フォークでさわるとはらりと崩れるほど柔らかく、しっとりとジューシーに煮込まれたラムとその旨味を存分に吸い込んだご飯は、これを食べるためにまたドバイに来たいと思うほどの味です。
メインはやはりケバブ。羊肉というイメージが強いケバブですが、ケバブはローストした料理という意味なので、牛肉、鶏肉、海老、野菜などいろいろな種類があります。シシケバブ(Dh56)、牛レバーのケバブ(Dh55)など、炭火でローストされたお肉はどれもとても滋味豊か。ボリュームもたっぷりで大満足は間違いありません。
ハーブやスパイス、フルーツなどが入った自家製の紅茶はなんと100種類以上。ドバイで大人気のミントレモネードや、フレッシュスムージーなどドリンクメニューも豊富です。アラブスタイルのアフタヌーンティーもあり、朝から夜までいろいろなシチュエーションで楽しめるお店です。
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