中東の宝石ドバイへの旅（1）
取材／文・斎藤理子
歩き回ってお腹が空いたら、
手軽に美味しいアラブ料理体験。
『ドバイ・モール』には、世界各国の料理が楽しめるレストランが60軒以上あります。ファーストフードやフードコートも含めたら、食事のチョイスは無数。でも、せっかくならアラブ料理をという時におすすめなのが、「The Orchestra(ジ・オーケストラ)」というレストラン。
ここはモダン・レバニーズ（レバノン料理）の店ですが、モールの中にあるとは思えないクォリティの高さで行列ができるほどの人気。
まずは前菜の“ナスと胡麻のババガヌーグッ（ナスと胡麻のペースト）”、“フムス（ひよこ豆のペースト）”、“マッハシー（ご飯のブドウの葉包み）、“ケブタ（鶏レバーのザクロソース煮込み）” を。
どれも後をひく美味しさですが、特にケブタはクセになります。臭みはまったくなく、こってりとした鶏レバーと爽やかなザクロソースとの相性も抜群。日本では体験できない味わいをぜひ。
メインは “シシケバブ”、“ドナーケバブ”、“シシタゥ―ク（鶏肉の串焼き）” などの盛り合わせを。クレープのようなものは “ハウワシ” といい、薄いアラブのパン生地の中に羊の挽き肉を挟んで焼いたものです。こちらも止まらない美味しさなので、つい食べ過ぎてしまいます。
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