【手みやげをひとつ】甘露「紅棗桃膠(ホンザオタオジャオ)」──漫画家・まんきつさん推薦
撮影・MEGUMI 文・梅原加奈
『そうです、私が美容バカです。』などの著作を持つ漫画家・まんきつさんは、25歳で美容にのめり込み、数々のメソッドを体当たりで試してきた生粋の美容オタク。20年以上あらゆるケアを続け、美容の基本は食事と睡眠のセルフケアからということを痛感。手みやげ選びもまた、美容にいいものを教えてくれた。
「千早茜さん(小説家)が私のラジオ番組にゲストで来てくださった時に、おみやげとして持ってきてくれたのが『甘露』の〈紅棗桃膠〉でした。やさしい甘さとパッケージの『ツヤのある美肌へ』というワードにグッときました」
中国産の桃膠と棗(なつめ)を甘露にし、広東で愛される糖水(トンスイ)というデザートスープに仕立てた〈紅棗桃膠〉。桃膠とは、桃の木の樹液を固めたもの。中国では古くから血の巡りを良くし、美容と健康を支える食材として珍重されている。棗もまた、鉄分や葉酸、食物繊維が豊富で、貧血予防やアンチエイジングなどに効果がある。
「レトルトパックなので常温で持ち運べて、日持ちもする。美容に関心のある女性にはたいてい喜んでいただけます。甘いものではありつつ45キロカロリーと低カロリーで罪悪感なくいただけるのもうれしい。自然な甘さでしつこくないので、朝に食べるのにもいいし、一日のご褒美として、夜に美肌パックなどをしながら冷やしたものを食べるのも気分があがります。温めてミルクや豆乳で割ってもおいしいですよ」
手みやげには、驚きがあり、自分らしいものを渡したいとまんきつさん。
「いいものを知ると、それを共有したくなります。美容法もそうですが、これは、と自分が身をもって知ったものは独り占めせずに分け合いたい性分。オオカミの群れは食べ物を分け合うじゃないですか。それと同じように、大切な仲間とあれこれ分け合えたら最高です」
甘露(かんろ)
東京都新宿区西早稲田3-14-11 TEL:03-6823-5484 (営)11時30分〜18時、木曜休。養生糖水〈紅棗桃膠〉 1,080円。養生糖水シリーズはほかにも白きくらげと蓮の実、百合根入りの〈蓮子百合銀耳羹(リェンズバイフゥインアァルグン)〉 972円、ほてりを冷ます緑豆とハトムギのおしるこ 〈苡米緑豆湯(イィミィリュィドウタン)〉 864円など各300ℊ、全5種。お店ではスイーツと中国茶を気軽に楽しめる。
『クロワッサン』1151号より
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